誰でも知っていること(一般論)、よく言われていることってありますよね。
例えば、
「早寝早起きは健康に良い」
「子どもは褒められると伸びる」
「文章上達には読書が効果的」
など、たくさんありますが、それぞれ、その文章だけ(一般論)を書かれても、
読み手にしたら知っていることだし、「だから?」となってしまいます。
こういう一般論を、記事にそのまま書いていませんか?
そのまま書いても読者の心には響かないのは、すでに知っている情報には
「目新しさ」や「気づき」が感じられにくいからです。
では、どうすれば読まれる文章になるのか?
そこで大事なのが、「自分の体験」や「感じたこと」を加えること。
例えば、「文章上達には読書が良い」という一般論を伝えたいなら、どんな
本を読んで、どんな変化を感じたのか、自分の体験を添えて書いてみること。
すると、読み手は「なるほど」と共感して、文章に説得力が生まれます。
日々の生活の中で、驚くような出来事って、そんなにないですよ。
むしろ、平凡で当たり前のことのほうが圧倒的に多いもの。
だからこそ、その「当たり前」に自分なりの視点=“自分フィルター”を通すのが
大切です。
伝わる文章、読まれる文章を目指すなら、一般論をそのまま書くのではなくて、
自分の気づきや体験と結びつけて表現してみてください。
一気に共感を得られやすくりますよ。