「読者の心をつかむキャッチコピーを考えよう」
そう思っても、簡単には考えられませんよね。
キャッチコピーを作る方法はたくさんあるんですが、その中でも
一番簡単なのが、「質問を使う」こと。
たとえば、このキャッチコピー。
「富士山は日本一高い山です。では、日本で2番目に高い山は
どこにあるかご存知ですか?」
これは、山梨県の広告に使われた実際のコピーです。
山に詳しくない人でも、「えっ、どこだろう?」と気になると
思いませんか?
正解は山梨県内の山ですが、問いかけられると、まるで自分に
聞かれているような気持ちになり、思わず注目してしまいます。
「キャッチコピーを考えましょう」と言われるとハードルが高く
感じますが、「質問を考えてみましょう」なら、少し気がラクに
なりませんか?
自分の関わる分野で、読者が思わず反応して答えたくなる質問を
いくつも考えてみましょう。
そして、どの問いかけに対する反応が良かったか、実際の反応を
観察することで、効果的なキャッチコピーが見えてきます。
キャッチコピー以外でも、質問を上手に使えば、あなたの文章は
もっと読まれ、伝わるようになりますよ。