五感とは、
・視覚(見る)
・聴覚(聞く)
・嗅覚(におい)
・味覚(味わう)
・触覚(触る)
これらの、5つの感覚のこと。
知っている人も多いと思います。
実は、この五感を文章に活かすことで、読者はその場にいるような
臨場感を味わえたり、より伝わる文章になります。
文章表現を豊かにする、と言えばいいかな?
ぜひ、五感を大いに使ってください。
何かを表すときに、見た目、音、味、匂い、手触りを詳しく伝えます。
例えば、何かしらの「良い香りがした」と書くよりも、
「甘く華やかなユリの花の香りがふわっと漂った」など、具体的に表現すると
情景がイメージしやすくなります。
同じように、「肌触りが良い」だけではなくて、
「シルクのようにすべすべした感触」
「赤ちゃんのほっぺのようにモチモチしている」
など、身近なものにたとえることで伝わりやすさが格段にアップします。
五感は誰もが持っている共通の感覚です。
だからこそ、読み手との距離を縮める大きな武器になります。
文章を書くときは、「どんな見た目?音は?香りは?味は?触り心地は?」と
問いかけながら、五感を通じて表現を深めてみてください。
たったそれだけで、あなたの文章がグッと魅力的になりますよ!