朝からかなり暑かったですが、大人5人で行ってきました。
 
 
 
 
 
ナチス・ドイツとユダヤ人迫害の歴史。
アンネ・フランクの生涯と、残した数々の言葉。
杉原千畝氏の決死の行動と、精神的葛藤。
 
 
どれも、とても見ごたえのあるものばかり。
 
ユダヤ人の大量殺戮の部分で息が詰まりそうになりましたが、
個人的には杉原千畝氏の悩み、葛藤、言葉、家族の気持ちなどを
見た時に涙が出ましたね。
 
そして、ただ歴史を紹介するだけでなく、現代に残る地球上の
問題も提示されていました。
 
迫害、差別、虐待、暴力、飢餓、貧困、いじめ、マイノリティなど、
何一つなくなっていないと。
 
それを見た時に、ホロコースト(大量虐殺)という歴史を学んで
いながら、本質のところでは何も問題は解決していないんじゃ?
という気持ちになりました。
 
人は学んでいるし、成長できるはずなのに。
 
ユダヤ人の大量殺戮があったのは1900年代。
まだ100年も経っていないんですよね。
たった100年でも、人類は成長していると思いたい。
発展だけじゃなくね。
 
 
今回は大人だけで行きましたが、娘にも見せたいと思いました。
内容はきっと難しいだろうけど、彼女なりに平和とか人権とか、
感じてほしいな、と。
 
すごい人でゆっくり見れなかったのが残念だけど、機会があれば
また見たいですね。
 
貴重な資料や写真、文献などもあったので、もし時間の許すかたは
ぜひ足を運んでください。