母が亡くなって、お葬式も無事に終え、ホテルの仕事にも復帰しました。
私の目の前の課題は、借金返済。
800万円という金額は、私にとっては途方も無い金額で……。
当然ながら、ホテルのお給料だけでは返せず。
この頃、京都市内に引っ越しをしました。
母が亡くなって、心機一転、新しい場所で暮らしたい気持ちがあったので。
ホテルの夜勤シフトはそのまま続け、借金返済のために、水商売のアルバイトをすることにしました。
京都のクラブで、28歳とサバを読んで(笑)
夜勤明けで少し寝て、夜はバイトをして、次の日はまた夜勤という、ハードな日々を1年くらい続けたかな?
舞妓といい、クラブのホステスといい、ホテルマンといい、私は水商売が好きなのか何なのか、向いているのか、単に知っている世界で気が楽なのか、自分でもよくわからないですが、このときは「お金を稼ぐ手段」として割り切ってやりました。
途中、「やっぱり自己破産しておけば良かった」と何度か思いましたが、「返す」と決めたのは自分なので、夜勤明けでフラフラする日がありながらも、何とか頑張って続けていました。
私としては、借金を返せるまで続ける気持ちだったんですが、ある出来事が起こって、辞めることに。
その出来事とは。。。
つづく。