夫と離婚したころ、私はまだホテルに勤めていたんですが、なかなか周りに離婚したことを言えなかったんです。(人事部には伝えてましたが)
なぜか(?)、私たち夫婦は‘ラブラブ夫婦’だと思われていたので、かなり言い出しにくかったんですよね。
まぁ、そうも言ってられないので、徐々に同じシフトになる同僚や後輩に伝えていきました。
しかし!
予想通り、軽いパニックが起こりました。
パニックと言うと大げさかもしれませんが、聞いた子たちが泣く泣く!離婚した本人が泣いていないのに、どうして周りが泣くのか不思議でしたけど、「ガッカリした」とか、「仲人をお願いしようと思ってたのに」とか、「ラブラブだと誤解していて、いろいろ言っちゃったな」とか、それぞれ思いがあったようです。
何人かに言えば、私から言わなくても、あとは勝手に噂が広がってくれて、あっという間に他部署まで伝わりました。
わざわざ確認に来る人とか、上司が急に「寂しいやろ?」とかってセクハラしてきたりか、何やかんやありましたけど、名字も「戸田」に戻して、2ヶ月くらいで周りも落ち着いてくれました。
「人の噂も七十五日」ってホントだなと、その時に思いました(笑)
☆
離婚して、しばらくは快適な一人暮らしを送っていました。
お金がなくて、部屋にあるものは百均のものばかりでしたが、友人たちも来てくれたりして、それなりに楽しい日々でしたね。
ですが、そんな日々もつかの間。
お金がなくて、部屋にあるものは百均のものばかりでしたが、友人たちも来てくれたりして、それなりに楽しい日々でしたね。
ですが、そんな日々もつかの間。
私にとっての‘お荷物’が、またやってきました。
つづく。