地元(京都)の高校に進学し、舞妓も続ける高校生活を過ごしました。
舞妓修行は厳しかったですが、貴重な経験もたくさんさせてもらいました。
とくに、父親とほとんど過ごしたことのない私にとって、父親世代と過ごす時間は何だか嬉しい時間でした。
今思えば、完璧なファザコンですね。
理想の父親像を探していたんだと思います。
変なお客様がいなかった、というところもあったかもしれませんし、その点は、祖母が近くにいてくれたことも、大きかったかもしれません。
私はお座敷に出るよりも、イベントに出ることが多くて、一般のかたとの写真撮影があったり、一緒に平安神宮や八坂神社を案内するツアーがあったりと、土日はほとんどそれで潰れました。
春は都踊り、鴨川踊りなどのイベントもあって、先輩芸姑さんたちの付き人をやったりすることもあったので、忙しい高校生だったかも。
舞妓はお給料制で、お給料はすべて祖母に支払われていましたが、チップはそのままもらえて、
とくに外人さんはチップをはずんでくれるので、高校生ながらお金持ちでしたよ(笑)
高校生の思い出と言えば、初めて恋もしました。
それもファザコンのせいか?、相手は年齢が一回り上の男性、中学校のときの先生でもありました。
そんな初恋の思い出記事はこちら。
(暇な人は読んでくださいw)
☆
祖母との生活に慣れ、学校生活と舞妓を頑張る日々の中で、うつ病の症状が出ないようになっていました。
この時期がある意味、私の青春時代なのかも?
でもある事件をきっかけに、また症状がひどくなりました。
つづく。