よく人間には‘体内時計’があると言われますが、私は‘体内辞書’もあると思っています。

体内時計は、朝目覚める時間やお腹がすく時間、眠くなる時間などが体にインプットされていることを言いますよね。
体内辞書は、何か行動をしていて、

「あ、これはいつもと違う」

とか、

「以前はこうしていたな」

など、過去の行動や言葉を思い出して、現在や未来の自分の言動や行動の参考にすることを言います。
「言います」って書いてますけど、私の勝手な定義です(爆)

私が文章を書く時、この体内辞書をかなり参考にしています。

それは過去に読んだ本、書いてきた文章のデータがたくさん脳内にあるので、何か文章を書いていてつまった時は、この体内辞書を頭の中でペラペラっとめくります。

『どうしたら‘文章’ってうまくなる?? その53』に、文章の‘ひっかかり’について書きましたが、自分の書いた文章がしっくりこない時は声に出してきちんと読んで、自分の体内辞書と照らし合わせて、この‘ひっかかり’がなくなるようにしてみてください。

体内辞書を増やすためには、やっぱり経験の多さが大切だとは思いますが、「書き続けること」でそれは自然に増えていきます。
あなたの体内辞書、大切にしてくださいね!


にほんブログ村 本ブログ 編集・ライター・書店員へ
にほんブログ村


ペタしてね