もう何ヶ月も放ってある読みかけの本が3冊もあるのに

たまたま目にしたレビューが気になって密林でポチッ…

で、一気に読んでしまったのが「殺人者の記憶法」(キム・ヨンハ著、吉川凪 訳)です。

アルツハイマーの元連続殺人犯が語るスタイルで展開する物語は、曖昧な記憶のどこかまでが真実なのか虚構なのか、最後まで先が読めなくて…

ホントに久しぶりの読書で韓国文学も初めてだったのだけど、一気に読んでしまいました!!

これ、帯に長編ミステリー小説って書いてあるけど、もちろんミステリーなんだけど、それだけじゃなくて…

記憶が失われていく人間のやるせなさとか悲哀とかが伝わってきて、何とも言いようのない余韻が残る作品でした。

↓こちらのサイトで試し読みも出来るので、気になる人はぜひ!!こんなに何ページもいいの?っていうくらい見られます。



映画化もされていて来月には公開されるようなので、それも要チェックかなぁ。

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