私が私であるということ。

自分が自分であるということ。


ただ一つ、そのことに真剣になっていく。


私はどんなときに嬉しいの?

どんなときに悲しいの?


私が好きなことはどんなこと?

私が嫌いなことはどんなこと?


私の幸せってなんだろう。

私の苦しみってなんだろう。


私のすべてを知りたくて。

私という存在の可能性のすべてを。


だから、私は、今ここに生きている。


他の誰でもない、「私」という存在を、宇宙の中心において。

そこから、世界をみる。


さあ、世界は、どんな風にみえる?


自分を映し出すために、私という存在を知るために、世界がある。


私は、この世界にある全てを、とことん楽しみたい。

それが、私がここに在る、唯一の目的だから。


人生に起きるあらゆる事象を通して、そこに溢れてくる感情を通して、

世界は彩りを増し、情景を深め、

その中心にいる「私」という命が、鮮やかにくっきりと浮かび上がる。


私が私になった先に、すべてと繋がる体験をする。


愛が、いろんなものに姿を変える世界で。

愛は、ただただ愛でしかないのだと。

私は、私でしかないのだと。

ひたすら知っていくのだ。


好きなことを楽しめばいい。

私であることを喜べばいい。


世界の中心にある私をよろこびの存在にして。

そこに起こる全てを味わいたくて。


私は私になり、あなたはあなたになり、

世界はただ世界となり、愛はとことん愛になってゆく。


そうして、私は、また一歩を踏み出すんだ。