3回目の抗がん剤治療。
8月初診。9月に乳ガン トリプルネガティブ ステージⅠと診断され、10月1回目の抗がん剤は、3日間入院して2回目から 通院治療になる。
治療費 13000円。
流れとしては、抗がん剤治療でしか効かないタイプなので、投薬を3週間に1回、半年間やって その後、小さくなった癌を手術で、とるのだそう。
私の場合は投薬後、3日4日胃がムカムカして気持ちが悪いが、だんだん治まってきて 家事ができる。1時間散歩ができる。車の運転ができる。食事は、前よりは一度に食べる量が減ったけど体重はさほど変わらず、
変わったのは1回目の投薬から2週間後に抜けてきた髪。
トータル67000円ほどの医療用ウィッグを購入した。市で助成金がでなければ、買う勇気がもてない金額
仕事を休職して、お金もないのに医療費はかかるし、生活ができなくなっていく不安。体はまだ、元気なのに。
焦って投資をやってみようと本を読む。このくらいならば、できそう。
もっと早くやってればよかったな。
7月に父を肺がんで亡くし、81歳の母は気落ちして食事もとれず、2ヶ月で10キロ以上痩せてしまった。フラフラして倒れそう。実際倒れて、大事には至らず、ケガしたこともあった。私と妹と病院に連れていったり、ゴハンを食べに行ったりして、ようやく元気を取り戻してきた。
ただ、元気になると仕事がしたい、車を運転して買い物がしたいと思うようで。様子が変わってきた。
遠くには行ってないようだが、運転しているようだ。
49日の頃の母は車の運転して仕事に行くなんて 危なくて無理だった。(それまで、車で10分位のクリーニング工場で働いていた)
自分だってこんなフラフラじゃあ、
運転できない…なんて、言っていた。私も妹も、もう歳だし、高齢者の交通事故が毎日のように起きてるし、車の運転やめたら?仕事も辞めてさ、と言っていた。
私は妹も母もそう思うなら、
(車乗らないなら。税金や維持費保険代車検もかかるし、なんなら)
車を譲ってもらってもいい?と母に聞いた。「いいよ~。」と言った。
が、ここからがややこしや~で、 名義が父だったのでそれを母にするのをやめて私の名義に変えるのに遺産相続変更となる。難しいことは車のディーラーの担当者にお任せしたが、私や母、妹たちの印鑑をついたり市役所から印鑑証明、全部証明書を取りに行き、除籍謄本をとり、不備で何度も行って、車庫証明を警察署に申請したり任意保険の連絡したり、自分の車の査定をとって連絡したりと自分の病気を忘れるくらい動き回ってやっと全て終わって、「車ありがとうね…… 」寂しそうな顔だったので、「ごめんね。寂しい?
」
と、いうと「そりゃ寂しいよ、子供がでていくより寂しいよ。あの車になってから7、8年のってたんだよ!」と。
「(……)そっかごめんね。」としか言えなかった。
車の譲渡の件で、疲れはてていた私。
雨の中、車の荷物を入れ替えていたが、母は何もないからと手伝うことも外に出で来ることもせず、なにもしない。私があんなに動き回ったことも知ろうとしない。
私が癌だということも。
帰る直前、世間話で、話してる時にもう元気になってきたから病気のこと言おうかなって考えてるうちに
いやいや、ここでまた元気なくなったら大変だ。喉まででかかったけどやめた。
帰ったあと母と同居している妹が、私からディーラーに払うお金を母が立て替えたから3800円支払ってと言ってきた。
え!
母に3万円渡したけど、それじゃダメだったのかな。うちの車の売れたお金の半分ぐらい渡せないの?なんて、これからかかる税金やら車検がなくなることを考えたら 私だったらそれくらいいいよって言えるのに。
ちょっと(大分ビックリ)
そりゃ母の車をただで譲ってもらうんだからいくらかは払わなければならないのだろうが。
遺産相続はここまでで、放棄しようと思った。
今まで、お金の管理も親戚の関わりも全て父任せだった母。
今度は同居の妹に依存かよ。
ボケてはないけど 鈍感すぎるよ~
て、愚痴になっちゃったな~。