こんにちは
雨ばかりの数日
ひっきー暮らしでしたが
ようやく
雨も上がりました
穏やかな1日で有ります様に
わたしが暮らして居るところは
いわゆる住宅街です
周りのほとんどがマンションです
田舎育ちで
平ぺったい景色ばかり見て来たわたし
高くそびえたつマンションや
立体的に道路が幾つも交差する景色
憧れてたなぁ
朝
洗濯物を干しにベランダを出ると
時折り
前のマンションから出て来る
父子を見かけるコトが有ります
ランドセルを背負った低学年らしき男の子と
作業服を着たお父さん
一緒にマンションから出て来ると
お父さんはマンション下の駐車場へ
男の子は小学校へと
反対方向に歩き出します
ほんの数歩進むか進まないうちに
男の子が
お父さんに駆け寄り
ハグをします
お父さんも
しっかりとハグします
そして
何事も無かったかのように
2人は
反対方向に歩き出します
バスタオルを干しながら
何だか
口角が上がります
見かけた時は
いつもハグをしているので
きっと
毎日してるんだろうなぁ
わたしは父と
ボディランゲージをとった記憶が
ほとんど無い
息子と夫は
距離は近かったとは思うけれど
寄り添ったり触れたりは無かったかなぁ
どちらかと言うと
わたしと息子だったような…
だから余計に
なんだか
微笑ましくて
行ってらっしゃい
とごちる
そして
ひとりまた靴下を干し始め
妄想が始まる
お母さんは
産まれたばかりの赤ちゃんの
お世話で大忙し
お兄ちゃんも
お母さんに甘えたいけれど
いつも赤ちゃんにゆずっている
それに
ふとお父さんが気付き
そっと
お兄ちゃんを抱き寄せる
そんな儀式が
お父さんとお兄ちゃんの
朝のハグとなり
2人の秘密となっている
いやいや
なぜか
母さんは
ぼくの弟ばかり可愛がる
今朝も
ぼくは
ひとりで
牛乳と食パンをかじって
ランドセルを背負った
父さんは
いつも何もしゃべらない
ぼくが何より楽しみなのは
朝
父さんと大好きをするコト
相変わらず
父さんは何もしゃべらないけれど
僕をぎゅっと抱きしめてくれる
この時間さえあれば
ぼくはどこにだって走れるんだ
んー
いやいや…
なんてしてると
洗濯物も干し終える
今日は
この辺にしとこ…
別バージョンは
また見かけた時に
考えよう…
今日も
平和だ
そして
わたしも
元気だ
なんだかいい朝
最後迄読んで頂き有難うございました