とうとう明日、月刊秘伝1月号が発売されます。
世界大会、オールアメリカンを終えてすぐに秘伝の編集部の方から執筆の依頼を受けました。
与えられたテーマは「弱さから生まれる強さ」
分かるようで、文字にしたら難しいテーマです。
ただ、世界での戦いを終えたばかりの自分にとっては、あまりにタイムリーなテーマだっただけに、これもきっと何かの思し召し、と思って引き受けさせて頂きました。
最悪にも卒業試験直前でしたが、一日かけて書き上げました。
武道において、女としての葛藤、空手の象徴、そして、なぜこの年齢でも試合に出つづけるのか。
武道と試合のクロスロードはどこにあるのか。
そして、この拳は何のためにあるのか。
秘伝さんと言えば、名だたる高名な先生方が武道論を展開するみけマンマ憧れの雑誌でもあります。全日本三連覇の時、初戦からロシアの世界チャンピオン、スペトラーナ・ブワロハと対戦でした。
一回戦目からこんな闘牛みたいなのと戦うのかー(泣）
どうしたら勝てるんやろ…と悩んでいた時に手に取った本が秘伝に執筆していた天野先生の本でした。
その本のおかげで優勝出来たようなものです。以来、秘伝を読み続けて来ました。まさか、その秘伝さんから記事を依頼されるなんて、感涙の極みです。
実はもともと最初の記事には武道と試合については触れていませんでした。
秘伝さんと言えばどちらかと言うと、試合ではなく技術や思想的な部分に焦点を当てている雑誌のイメージがありましたので、試合について触れずに行こうかと思っていたんですね。
しかし、秘伝さんの方からみけマンマさんが空手へと突き動かす、その根源は何か、と問われた時に、はやり自分にとって武道と試合は切っても切り離せない、そして、必ずクロスロードがあるからこそ、自分は武道に拘っているのだと。
いくら競技空手と言われても、そこに迫るものは、やはり武道なのです。
そんな事まで書いたら、結構なボリュームになってしまいました(汗）
とにかく、明日は朝イチ、子供連れて買いに行きます（笑）
本当に月刊秘伝編集部の皆様、ありがとうございました。