昨日開催された極真空手道連盟極真館、全日本女子空手道選手権大会の55キロ以下軽量級で優勝させていただきました☆
そしてみけマンマは5度目の優勝、2階級制覇、そしてブルガリアで開催予定のKWU全世界空手道選手権大会の軽量級日本代表として、10月にブルガリアへ行きます♪
昨年はずっと専門学校でパワハラ&セクハラに遭い、毎週毎週しつこく外部講師の先生に
「みけマンマさん、もう歳なんだからいい加減引退しなさいよ」
「もう試合出るのやめて下さいよ、もうそんな歳なんだから若い人に譲るべきでしょう」
と言われ続け、何回試合に出場する意義を説明しても聞いてもらえず、もう、本当にテンション下がりまくりで、なんで空手を見たこともない先生に毎週毎週しつこく引退勧告されなあかんねん!ってなってたんですが、ここで気持ち折れたらあかん!こんな事言ってくる奴なんて、今までも山のようにいたやないか!と気持ち立て直し、今回の全日本に繋げました。
今回はいかに自分の課題と向き合うか、その冷静さを問われました。
重量級から軽量級に転向するということは、戦い方をガラリと変える必要があり、そこに陥る落とし穴もいっぱいあります。
特に階級を落とす人間の陥る穴に、前の階級の勝ちパターンをそのまま新しい階級に持ち込もうとするのがあります。
体重の体格も同じになっているという事は、当然パワーも落ちているわけで(パワー=重さ×速さ)自身が体感していたパワーが落ちているにもかかわらず脳に以前のパワーの記憶だけが残っているため、同じスピードで打ち込んでしまう。
体重を軽くしてパワーを同じにするのなら、当然重さは減っているのですからスピードを上げないといけないわけですよ。
このスピードアップがいかに大変か(泣)
今回の課題はいかにスピードを上げるか。
そして打つときではなく、打った後にいかに気持ちを乗せるか。
動きが途切れる時、それは気持ちも途切れる時です。
いかに動きをつなげ、気持ちを繋げるか。
集中力の勝負でした。
国内の全日本で5回も優勝して泣いたのは初めてです(爆)
そして廬山館長、相変わらずめっちゃ優しいですっっ
インドネシアに引き続き不細工全開での泣き顔に(あの時は優勝して嬉しくてないたのではなく、減量が辛過ぎてもう二度と減量なんてするものか、という解放感に号泣しました)
「なーに笑ってんだよっ♪」
ってwww
ちなみに今回は最高に減量も上手く行き、計量は53.8キロ。ちょっと最後欲張って落としてしまいましたが、実際の試合開始まで6時間近く間がありましたので、余裕でリカバリーしました。
貧血やパワーダウンもなく、体調は万全で臨めました。
強いて言うなら2週間ちょっと前に両足を突然ぶっ壊しまして。まるで家電製品がある日突然壊れるかのごとく壊れ、土曜日の朝、完全に歩行困難。
家族もいきなり歩けなくなったみけマンマにびっくりですよ(汗)
「ママ!!どうしたの!!!!」
さすがにこの日の朝は
「…試合までに治らなかったどうしよう…。」
と弱気発言しましたが、どうしようもこうしようもありませんから、すぐにテーピングで圧迫固定。一歩歩くだけで冷や汗が出るくらいの激痛だったんですが、これが不思議なことに
空手
ってなると動くもので(爆)
午後の選手稽古は両足ぐるぐるに巻いて出たんですよ。途中まで稽古できたんですが、係り稽古になった途中で急に激痛で動けなくなり、稽古離脱。
選手稽古はいつも先生が「もういいよ~お前出てくんなよ~」って言ってもやりたがるみけマンマが、たぶん初めて自分から下がると言ったので先生も心配して「もう今日はいいぞ」って言ってくれましたね~
もともとこの怪我も学校での不注意。もう、ほんまに気をつけないといけないな、と反省しました。
次は世界。
すでにロシアもブルガリアもKWU全世界空手道選手権大会の代表選考会が2週間ほど前に終わっており、誰が代表になったのかも分かっております。
アイシェギュル、アルメル、セドラキャン、スタニスラバ、イヴァナ、イヴァノバ、メルエート、チヴァタ、ベキール、
ちょっと考えただけでこれだけ軽量級の海外有力選手っているんですよね…。
前のハンガリーでの世界大会のメンバーも入れたら、相当な数がいるんでしょうね。
がんばります。
もう、ロシア人には負けません。
iPhoneからの投稿