DVチェック。 | 凶暴なお魚と戦う極真カラテ みけねこ日記

凶暴なお魚と戦う極真カラテ みけねこ日記

世界を拳で繋ぐ格闘家ママ・山本ゆきの釣り・空手・育児日記。世界大会第3位、全日本優勝5回、全アジア大会軽量級優勝、オールアメリカン無差別級優勝。現在は治療院と愛知北FMにて木曜日スマイルチャージのナビゲーターをしております。

久しぶりにDVがテーマです。

まずはDVチェックです(笑)

自分が旦那さんや恋人などから経験したことがあるものについて考えてみて下さい。



□うまくいかないことがあると、何でも私のせいにする

□しょっちゅう携帯に電話して、私の居場所を確認する

□私の帰宅が遅くなると怒り出す

□「誰に食わせてもらっているんだ」と言われたことがある

□人前でも平気で私をバカにする

□キレると壁を蹴ったり、物を投げたりする

□いつも命令口調で怒鳴る

□「バカ」「死ね」と言われたことがある

□私が言うとおりにしないと不機嫌になる

□暴力をふるったあと、急にやさしくなったり、謝ったりする

□彼がいないと、なぜかホッとする

□「お前が悪いから暴力を振るうんだ」と言われた事がある

□お金の使い道を細かくチェックされる

□私が実家や友人とつきあうのを禁止したり、外出を制限したりする

□私が望まない性行為を強要する

□私は彼の機嫌を損ねないように、気を遣っている

□生活費しか渡さず、収入がいくらあるのか教えてくれない

□避妊に協力しない

□何をするにも彼の許可が要る

□私が話をすると、非難したり、無視したりする

□私が働くことに、いい顔をしない

どうですか?

すべて、DVの兆候です。

暴力を選んでいるのは、つねに加害者である夫や恋人です。加害者が暴力を振るう目的は


女性や子供を怖がらせ思い通りにする事

です。感情的になって「いつでも、どこでも、誰に対しても」暴力を振るうわけではありません。DVは社会的に優位とされる男性が、経済力、社会的信用、体力など「力」で女性を「支配」しようとする行為です。

自分の思い通りにならないからといって、暴力を振るうことは許されません。

暴力は、身体的暴力(殴る、蹴る)だけではなく、精神的暴力(罵倒、侮蔑)性的暴力(性行為の強要)、経済的暴力(生活費の制限)など、さまざまな形で重なりあって現れます。


まずは、DVを知る事です。自分がDVを受けているという自覚がないと、いつまでたっても、暴力を受け続け、身体的なストレスとなってうつ病になったり、果ては殺されたり、自殺に追い込まれたりします。

加害者はいつも「お前が悪い」と、全ての責任を転嫁させるため、被害者も自分を責めてしまいがちです。また、DVをふるう男の親も、一緒になって被害者を責めたり、逆に無視しつづけたりします。
孤立させられた被害者は、無力感におちいり、自分を大切にしようという気持ちをなくしてしまいます。ストレスで不眠やうつ、胃痛、下痢になったりもします。

暴力を受けいても「離婚することは妻・母親失格」「子供には両親が必要」という通念が女性を縛ります。そのため「自分さえ我慢すればいい」と考え、一歩踏み出すことが難しくなります。


まずは選択肢を広げることです。

実家や信頼出来る友人にDVの現状を話しておくことです。

また事前に各都道府県の女性相談センター(愛知県なら愛知県女性相談センター 配偶者暴力相談センター 052-913-3300)や警察に相談しておく事をお勧めします。


なかなか、こういう事って周りには言いにくいですけどね。特に、DVを受けていると、加害者が
「家の恥だから周りには口外するな」と口止めしてるケースもあります。

しかし、女性は、男性に従属し、召使いになるために産まれてきたわけではありません。

生きてきた人生を否定されながら、ひたすら家政婦のように、犬猫のように罵倒される生き方を強いられる時代は、はやく終わらせなければいけないと思っています。

まずは知ることです。






最終更新日 2007年09月23日 21時44分26秒