殺処分はしなかったそうです
青森県犬切り裂き事件で生き残った犬達の命を救ってほしいという嘆願をお願いしていました。
こちらについて、当方に直接回答はありませんでしたが、インスタグラムに「全頭を譲渡した」旨の投稿がありました。
この回答を引き出せたのは、皆様の嘆願のおかげです。
本当にありがとうございました。
皆さまの嘆願がなければ、犬達が殺処分されたのか、譲渡されたのか不明のままでした。
殺処分したかどうか言えないと言われた時は、所有権放棄をさせたことによって、かえって犬達の命を奪ってしまったのではないかと、本当に血のひく思いでした。
命が救われて良かったです。
命が救われましたので、これ以上拡散されないようにツイッターの投稿は削除します。
ブログの記事は残しますが、リブログできないようにします。
インスタには投稿されましたが、やはり確認が必要と思い、動物愛護センターに確認を入れました。
その内容は以下のとおりです。
- 殺処分はしていない
- 全頭すでに譲渡済み
- 全国の皆さんからクレームがあったのでその旨をインスタグラムに回答した
前回、殺処分しないでほしい旨の申し入れをしたときには、殺処分したともしないとも言えないとのことだったが、今になって公表したのはなぜかとの問いに対して
「多くのクレームをもらったから。前回の（私に対する）対応はまずかったと思っている」
とのこと。
すでに譲渡済みとのことだが、公募しないとのことだったが、どうやって譲渡したのかとの問いに対しての答えは
「それは言えない」
ずいぶん短期間で譲渡しているが、適正な飼い主に譲渡したのか？との問いには
「そう考えているがどんな人に譲渡したかは言えない」
とのことで、全頭譲渡の情報はうれしいものでしたが、少し疑問が残るものでもありました。
愛護センターなのに特に猫の殺処分が多いと思うがそれについてはどのように考えているかという問いには
「個人的な意見になるが多いとは思う。県の考えや姿勢は言えない」
だそう。
基本的にどんな質問でも、個人としての意見は言えるけど、県としての指針や立場は言えないという…。
では、誰に聞けばいいんですか？
直接、知事にでも聞かないと、青森県動物愛護センターの動物保護の考え方や譲渡目標、殺処分に対する考え方は知ることができないってことでしょうか？
責任回避に全力を注いでいるようだったわ・・・
動物愛護センターという名前なのに保護や愛護に積極的な姿勢であるとは感じられない話しっぷりですし、以前に、犯人に所有権放棄させることと、犬達の保護・譲渡をお願いしたときに言われたのは
「本来の担当は青森市保健所だから」という自分たちは担当じゃないアピール。
そして「保護というより、飼い主に飼育指導をするとか、そういう方がいいのでは」という、全然保護に積極的ではない姿勢（生きたまま犬の腹を切り裂いて、内臓を切り取って長時間放置したのちに死なせた飼い主に何を指導するっての？）
これらの一連の流れから
「最終的に殺処分しなかったのであれば、大変ありがたいです。でも、ここまで愛護センターにふさわしい答弁を聞いたことがなかった。立派な愛護センターがあるのに。警察官もせっかく所有権放棄させても保健所に殺処分されるのではと心配だと言っていましたよ。身内から心配されるようではだめなのでは」と言ったところ、
「そんなことを言った警察官はだれですか！？ 名前を教えてください！！」と職員が激高。
「実際たくさん殺処分しているんだから心配されて当然でしょう。今回真摯に対応してくれたのは青森県警だけです。名前なんか教えるわけないでしょう。なんで名前を知りたいんですか！？」と言ったところ
「ただ知りたいだけです」だそう
実際、犯人に所有権放棄させてくれたのは青森県警です。
愛護センターにも青森市保健所にも同じお願いしをしましたが、全然やる気を感じない回答でした。
全頭、所有権放棄になったときに、青森県警・青森県動物愛護センター・保健所に感謝のメールを送ってほしいとお願いしましたが、それは他を慮ってのことで、実際に所有権放棄をさせてくれたのは青森県警です。
殺処分しなかったことは感謝しますが、全体的に残念な対応だったことは否めません。
そして残念なことに愛護センターという殺処分センターは全国にたくさんあります。
秋田県動物愛センターは多頭飼育崩壊で保護した猫36頭、全頭を殺処分しています。
これを改善していくためには、市民・県民・国民の意見を届けることが大切だと思っています。
動物愛護センターと言ったって、職員は動物愛護に熱心な人というわけではありません。
獣医師という肩書を持っていますが、免許を持っているだけで獣医師になりたかった人ではないです。
そうであっても、動物愛護センターの職員となったからには、その仕事にまい進してほしいですが、他の多くの公務員と同じように移動するまでの2～3年を穏便に過ごすことを第一に考えている人は少なくないです。
だから愛護センターという名の殺処分センターになるし、所有権放棄させるなんて面倒なことはしたくないってことになってしまう。
それを変えていくには、やはり市民が声を届けるしかないです。
今回、この嘆願を募ったことに対して、愛護センターの職員がかわいそうだとか、反感を持っている人達がいるようです。
それじゃあ聞きますけど、あなたたちは生き残った犬達を救うために何かしましたか？
所有権放棄の嘆願をお願いしたのは多分私だけです。
最初に「犯人に所有権放棄させて、保護してほしい」と申し入れたときに、他からそんな話はないと言われたので。
私のあとに働きかけた人もいたかもしれませんけど、その後の経過などを聞いた限り、そういう人はいなかったと思います。
自分たちは何もせずに、私や私の呼びかけに答えてくれて嘆願を送ってくれた人たちを非難するってどういうことでしょうか？
私の申し入れや協力してくれた人たちの嘆願がなかったら、そもそも犯人に犬が返されてしまっていたと思います。
現在の日本の法律ではどんなに悪辣非道な犯人でも所有権放棄しない限り、ペットは飼い主に返されてしまう。
黙って何もしなかったら、犯人に犬達は返されていたと思います。
今回の行動を起こしたことを後悔していないし、協力してくれた皆さんに心から感謝いたします。
犬達が助かって本当に良かったです（そう信じたいです）
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保護までできなくても、できることってありますよね。
「野良猫がいます」だけではなく、あなたがどうしたいのか書いていただけるとお返事できます。
よろしくお願いします。
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