英語学習向けの海外ドラマとしては「フレンズ」が有名だと思いますが、これは私には合いませんでした。
ノリが合わないというか、そもそも恋愛モノはあまり見ないので・・・。
良い教材になるドラマはないか、しばらくNetflixで探していましたが見つからなくて、途中から英語の難易度は無視して好きな作品だけを見続けました。
好みの内容だからこそ苦もなく続けられるのですが、自分が使いそうにはない単語(犯罪捜査系)が多かったり、ホラーなどは会話のないシーンが長くて、英語の勉強としてはちょっと不向きなようにも思いました。
そして最近ようやく「モダンファミリー」にたどり着きました。
これは「フレンズ」同様、1話20数分と短めなので気軽に見れますし、日常会話シーンが多い点が良いです!
内容は、個性的な3家族のコメディで、ざっくり言うと毎回騒動があって笑いもあり最後はほっこり、といった流れです
今日は、このドラマから知っていたらかっこいいなと思ったフレーズを拾っていきたいと思います。
Modern Family 1-1より
That’s not gonna happen.
That’s not gonna happen.
(= That’s not going to happen.)
バカ言わないの。(字幕)
そんなことは起こらないよ。
朝の慌ただしい時間。早く支度して下に降りてきなさいと大声で叫ぶ両親に「怒鳴らないでメールすればいいじゃない。」という娘に対して母親が言ったセリフ。
シチュエーションによって和訳の仕方が違ってくると思いますが、基本的には
「それは起こりません。」の意なので。
そうはならないよ。
そんなことあるわけないでしょ。
ない、ない。
・・など。
この文は海外ドラマをみているとホントによくでてきます。
That’s not gonna happen to you. ということもあります。
自分ではまだ使ったことないですが、サラリと言えたらかっこいいなぁ。
相手の行動をたしなめるときにの現在進行形(否定文)
「そんなことするなよ。」と言う意味の文が二つありまして、どちらも現在進行形で表現していたので面白いと思いました。
その1)
母:You’re not wearing that outfit.
そのスカートはダメよ。
娘:What’s wrong with it?
これのどこが悪いの?
母:It’s way too short.
短すぎる。
超ミニスカートで学校へ行こうとしているティーンエイジャーの娘の服装を見た時の母のセリフ。
その2)
男性1:I’m gonna give the speech.
ガツンと言ってやる。
男性2:You are not giving the speech.
やめとけ。
ゲイカップルの会話。ゲイであるとわかった途端に周囲の人の態度がよそよそしくなったのを感じ、ゲイのひとりが文句を言ってやろうとしたところ、パートナーががそれをたしなめている。
「そんなことをしたらダメ」という表現が「命令形」や「提案」の形ではなく現在進行形で表現しているのですね。そしてたまたまかもしれませんが、否定形。
日本語でも「そうするな!」や「そうすべきではありません。」という言い方以外に、「そんなことしないの!」という表現がありますからそれに近い感覚なのかな、と思いました。
tell off
I’ve wanted to tell her off for the last six weeks.
よく言ってくれた。(字幕)
俺はこの6週間ずっと彼女に文句を言いたいと思っていたんだ。
子供のサッカーの試合観戦で、エキサイトして喧嘩腰になる親たちの会話。
*tell off
(人)に小言を言う、(人)を叱りつける
tell(相手に話す)+ off(放つ)
= 言い放つ(心に思っていることを遠慮なく言うイメージ)
→ 文句を言う、叱る
I'm not telling you off.
あなたを叱っているのではありませんよ。
be fooled by
I’m her husband. Don’t be fooled by the looks.
私は夫だ。こう見えても。(字幕)
外見にだまされてはいけない。
年の差カップルの、夫の方が父親だと間違えられた時のセリフ。
*fool
名)ばか者
自動)ふざける、ばかなまねをする
他動)だます、あざむく
*be fooled by ~
〜にだまされる
I figured.
I figured.
そうだと思った。(字幕)
やっぱりね。(予想通り)
やっぱりそうか。
じゃないかと思った。
*figure
他動)思う、判断する、推測する
自動)(話)当然である、予想通りである、思った通りである
I figured you would say that.
そう言うと思いました。
(相手が言うことに察しがついていたとき。)
have someone over
I’m having a friend over today.
今日、友達がくるよ。(字幕)
娘がボーイフレンドを家に呼んだので、そのことを親に伝える娘のセリフ。
*hang someone over (人)を家に呼ぶ
これはなかなか覚えられなかった句動詞のひとつ。
over(弧を描くようにピューっとやってきて)+ have(ここにいる)というイメージでしょうか。
might as well
I might as well tell him not to come…because you guys are just going to embarrass me again.
大騒ぎして恥をかかせないで。(字幕)
また私に恥をかかせるのだったら、彼に来ないでくれと言った方がいいかもしれないね。
ボーイフレンドを家に呼んだ娘。初めてのことで驚いて大騒ぎしている両親に向けたセリフ。
*might as well ~
〜した方がマシ
他に良い選択肢がないから〜するのがいいかもね
こんな長い文章を自分が話せるとは思えないのですが、これは以前勉強したことがあります。(この記事)
この時は、「せっかくですから」というニュアンスで使っていました。
comcorder
I better charge the camcorder.
ビデオに撮る。(字幕)
ビデオカメラの充電をしなくちゃな。
(I better はI’d better の省略形と思われる。)
*camcorder
携帯型のビデオカメラ (Sonyハンディカムと同様のもの)
子供を叱るセリフ
Language!
口が悪い!(字幕)
子供が汚い言葉を使った時の、母親のセリフ。
Liar!
嘘つき!(字幕)
子供が嘘泣きした時の、母親のセリフ。
follow through
You have to follow through.
約束を守って。(字幕)
おもちゃの銃の扱いについての家庭内ルールがあり、守れなかったら撃つと約束していた。しかし守れなかった息子。お仕置きとして息子をそのおもちゃの銃で打たなければならなくなったが躊躇する父親に、母がきちんとお仕置きルールを守るように促す母親のセリフ。
*follow through
(規則・約束などに)最後まで徹底的に従う
(議論・計画などを)成就する
I'm going to follow this through to the end.
私は、絶対最後までこれをやり通します。
work for
I guess that works for me.
それなら大丈夫。(字幕)
予定が詰まった日。何時にお仕置きができるか家族で予定表をみながら、4時15分なら都合がつきそうだとなった時の父親のセリフ。
*work for 〜
〜に勤めている
〜の都合がいい、予定が合う
〜の役に立つ
〜に効き目がある
Does that work for you?
あなたの都合はそれで大丈夫?
(例文は、英治郎から抜粋させていただきました。)
シーズン11まで、全250話あるようなので最後まで継続できるかわかりませんが、しばらくは教材探しに時間をさかなくても良さそうです。