can + 知覚動詞 ~ I can feel pain here.を考える | English Journey 〜 学びの手帖

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こんにちは。Sayuです。
英語学習の道のりはとても遅いものの、その過程で楽しさを見つけて、毎日楽しんでいます。このブログでは、学んだこと感じたことを共有し、他の語学学習者さんたちと繋がりができればいいなと思っています。どうぞよろしくお願いします。

GWにはいりましたね。
今年は子供の部活動があり 帰省や旅行はしないので、家の掃除や衣替え(家族全員分なので割と大変)などをして過ごす予定です。

英語の学習は、いまだスローペース。
週に2,3回のhanasoが面倒くさく感じる時もあるのですが、レッスンを受けるとやっぱり楽しいカナヘイきらきらって思います。


今日は、hanasiフレーズ中級Stage5 Unit12で出てきたあるフレーズにして勉強したことを書きます。

 病院での会話。

D:What seems to be the problem?
 どうなさいましたか?
P:I can feel pain here in my stomach.
 お腹のここが痛いです。


ここで気になったのはcan feelcan
このcanって必要なのでしょうか?
意味はわかるんだけど、「痛みを感じることができる」・・・・ってニュアンスなの??

そこで、ちょっと調べてみました。


状態動詞は進行形の形をとらない
knowとか、think、understand、like、have、see、smellなどの状態動詞は、進行形の形をとらない動詞ですよね。

たとえばlove
これは「~を愛している」という状態が、過去から現在を経て未来まで続く気持ちを表現しています。
loveという現在形だけで“同じ状態が続いている“ことを表しているので、進行形にする必要がないのです。


もうひとつ、進行形にすると意味が変わってくる場合もあります。
たとえばsee
I see him once in a while.
彼には時たま会います。
I’m seeing Megu.
メグと交際しています
seeだと「会う」のという意味ですが、seeingになると「交際している」という意味になります。


知覚動詞を進行形の意味にしたいときはcanを使う
では、「今、見ています。」と進行形の意味で言いたい時はどうすれば良いのか?
canを使います。
I can see him from here.
ここから彼が見えるわ。

つまり、can + 知覚動詞(see, hear, feel)の形にすると
(今)見えている、聞こえている、感じている」という進行形の意味になるのです。


なるほどー。
レッスンの時に、Can you hear me?と言っているのは、
聞くことができていますか?という「可能」の意味もあるのでしょうが、
今現在、聞こえてますか?という「進行形」の意味でもあるのですね。


I can feel pain. と I feel pain. の違いは?
それでは最初のhanasoフレーズに戻って考えてみます。

I can feel pain here.
can feelなので、進行形の意味→「今、ここが痛むんです。」

そして、もしも
I feel pain here.
とfeelのみだったら(現在形は、習慣を表していいるわけなので)「ここがよく痛くなるんです。」
という意味かな。
と考えました。


今度hanasoの先生に聞いてみよっと!と思っていた矢先、職場に例のアメリカ人が現れましたチュー
この人にはちょっと貸しがあるし、この日は日本人奥様は一緒ではなかったので、質問のチャンス!と思って聞いてみました。

1) I can feel pain here.
2) I feel pain here.
3) I’m feeling pain here.
この3つって、どんな違いがありますか?

アメリカ人の回答。
「え~~!?全部同じだよ。」


私が、もしかして、
1)は 今、痛い。
2)は 今痛いかどうかはおいといて、最近たびたび痛くなる。
ではないですか? そして
3)は 今、痛い。という意味だと思うけど、ナチュラルな文ですか?
と、聞き直しました。

アメリカ人は何度口ずさんでみたり、スマホ検索してくれましたが、
「3つの違いがわからない」と。
そして
「そんなこと気にしなくても、優秀なドクターは"いつから痛いの?"と聞いてくれるから大丈夫だよー。」
「最近ずっと痛いのだったらalwaysをつければいいし、今は大丈夫だけど最近よく痛くなるのだったらrecentlyをつければいいじゃない。」

「ああ、ただドクターは診察してお腹を押さえながら”Can you feel pain here?“って聞くことが多いよ。」

さらに、
「日本人は、こういったニュアンスの違いが好きだよね。
でも、こんなことに時間をかける必要はないと思うよ。
だって99%のアメリカ人は、そんなこと気にしてないもん。」

とのこと。


がーんゲロー
ちょっとショックでした。
文字が変わればニュアンスも多少なりとも変わるものだと思っていました。

その後、アメリカ人
ボク個人の意見だけどね。とか、
もしもテストに出るのだったら勉強しなくちゃいけないね。
などとフォローもしてくれました。

先週くらいのラジオ英会話タイムトライアルでも、たしか
最も適切な単語は何なのか、それを考えるのが大切な時もあるし、そうでない時もある。
と言っていたと思います。

そう言われてもですねー、どれが大切で、どれがそうではないか、それを見極めるのも勉強して判断するしかないのですよ~。
効率良く勉強するのって難しいなあ。

ちなみに、今回参考にした本はGrammar in use
{E1B58053-CC5E-4A64-A8F6-8871DD2540B5}

{010D3C1F-A25D-466D-943E-355A83FD7868}


GW中に、こちらも少し進められればいいなぁ。