(うちの場合、e塾に6年生から作文コースだけ通いました)
通塾する場合のメリットです。
①受検に関する豊富な情報を得られる。
②ライバルの存在を意識し、刺激になる。
③塾内テストを受けられる。
④特別講習に早めにエントリーできる。
⑤採点基準を親も学べる(特に作文の場合)
⑥合格実績のある塾に通うことで、安心感が得られる。
①受検に関する豊富な情報を得られる。
・どの立ち位置なら合格の可能性が高いか
・合格最低点等、学校からは正式に発表されていないデータを入手できる
(「答案再現」等により、塾が分析した資料を提供してもらえます。)
・過去問の小問毎のおおよその正答率を教えてもらえる
(「これは抑えるべき問題」「これは正答率が低いから、正解できたら差が付けられる」等)
・志望校の出題傾向や、志望校の出題傾向に似た学校を教えてもらえる
②ライバルの存在を意識し、刺激になる。
塾で顔なじみの子が成績上位者として名前が掲載されることで、ライバル意識が目覚めます。
ライバルの顔が見えたほうが、刺激になります。
③塾内テストを受けられる
公立中高一貫校向けの模試は、少ないのが現状です。
なおかつ返却までに約1か月かかることもあります。
塾内テストは模試の代わりになり得ます。
わざわざ模試のために遠くに出掛けることもなく、いつもの塾で受けられます。
塾内テストであれば、返却も早く、分からないことがあれば直接塾の先生に聞けます。
解き直しも、塾の先生に見てもらえます(外部模試であれば、見てもらえないことが多いです。ただし、「勉強になるから」ということで、e塾の先生にも解き直しを見ていただいたことがあります。交渉次第です)。
④特別講習に早めにエントリーできる。
e塾の場合、6年生の2学期に「日曜特訓」というのがあります。
志望校別に特別講習が組まれます。
日曜特訓とは、模試と解説授業がくっついたような講習です。
まず、模試形式で問題を解きます。
その後、先生がすぐに採点します。
採点結果がその日中に返却され、解説授業が行われます。
長男のときには、塾生ではない時期に申し込んだところ、満席で申し込むことができませんでした。
適性検査は、時間との戦いです。
「制限時間内に解答を書きあげる」訓練を積む必要があります。
上記③でも述べましたが、模試代わりに塾内テストと特別講習を受けることで、確実に
「制限時間内に解答を書きあげる力」
が身に付きました(もちろんそれ以外の力も)。
⑤採点基準を親も学べる
・作文の場合
都立中レベルなら、作文専門の先生の指導を受けたほうがよいです。
ベネッセやZ会でも作文コースを受講できますが、都立中はもっとレベルが高いです。
親の作文添削だと、子どもが嫌がることがあります。
作文には「明確な答え」がないからです。
書き直すように言っても、「もういやだ」と子どもが言うこと聞かないことがあります。
塾の先生から指摘された場合には、子どもも素直に聞けます。
なおかつ、作文添削の内容を見て、親も学べます。
親自身も作文添削をできるようになります。
・算数、社会、理科の場合
算数、社会、理科も、塾内テストの採点内容を見て、採点基準を学べます。
算数、社会、理科については、ある程度親でも採点できますが、細かいところで減点すべきか迷うときがあります。
そのようなときには、塾の採点結果が参考になります。
採点基準で疑問に思うことがあれば、子どもから先生に聞いてもらえます。
⑥合格実績のある塾に通うことで安心感が得られる
不安があったら塾の先生に相談に乗ってもらえます。
また、「このように子どもを励まして欲しい。」等の要望も伝えられます。
客観的に見ていただける塾の先生からのアドバイスは、心強かったです。
(うちはあまり問題点を指摘されることはありませんでしたが。「次男君は絶対受かるでしょう。」と言い続けてくださったため、受検期でも比較的平穏に過ごせました。)
問題集の使い方についてです。間違えた問題、正確に記述できなかった問題について、コピーして正確に書けるまで復習させます。