学校は休んだ。
午前中は、都内の適性検査型入試の私立中過去問をHPからダウンロードし、解かせた。
本番と同じ時間にテストを始めた。
低めの偏差値の学校だから、内容も都立中よりずっと簡単だ。
採点すると、7割は超えている。
「手応えがあったよ。」長男が微笑む。
午後は作文帳の見直しをした。
夜は今までの模試の結果を取り出す。
11月と12月に、A判定を出している。
それを見て長男がニヤニヤ。
「なんだかいけそうな気がしてきた。」
7月にはC判定だった。
そこからやくやったと思う。
本棚に並べられた問題集と過去問を見て、「これだけやった人はなかなかいないんじゃない?」と私が言う。
今日は遅くまで難問をやる日ではない。
心を落ち着かせる日だ。
「お母さん、一緒に寝ようよ。」長男がせがむ。
かわいいやつだ。
そういえば、いつも息子が寝た後採点し、洗い物をすませ、お風呂に入り、寝るのは0時頃だった。
今夜はもうやることはない。
三重に目覚ましをセットし、川の字に寝る。
長男はすぐに寝息を立てる。
本番前日に緊張しないとは、つくづく羨ましいと思う。