認識力の低下がハンパねえ | てこなのブログ

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冴えない毎日を、お酒と猫とジャニーズに支えられています。

先週、母が夜中のトイレの回数が多くて疲れる・・・と言うので病院へ。
なんでも、年を取ると膀胱の伸びが悪くなるらしい。
よ~は、膀胱が伸びないと尿を溜める事が出来ないって事ね。

膀胱の伸縮性を通常に戻す薬が出た。
これは、即効性のある薬ではないので長いスパンで飲みましょうと言われた。
同時に、死ぬまで飲みましょうと言う物らしい。

3日目に、胃の弱い母は膀胱の薬で胃がやられた。

膀胱の薬を飲んだら胃が痛くなったので、膀胱の薬を一緒に飲める胃薬を貰っておいで~と病院へ送り出した。その日は、会社を休めなくて1人で行ってもらった。

まあ、病院も商売だ。
胃が痛いと聞けば、検査を進める。
否応なしに、胃カメラの予約をして帰ってきた。

その検査が今日。
私は、仕事で行けないので息子が連れ添う。
仕事が抜けられそうなので~病院へ向かった。

丁度、検査も終わり医者から説明を受けていた。
私も、一緒に結果を聞く。
胃の検査をしたんだが、慢性的な胃炎らしい。

何でも、膵臓の管が肥大してて気になるからこれも検査しようとの事・・・
母の後ろに座り、話を聞いて居て・・・何だか違和感を覚える。
何故・・・こんなに検査検査なんだろうか・・・
たいしたことないと思って居たら大変な病気でした!って事になったら困るのは判る。
でも、なんだか・・・そもそもの趣旨がずれてる気がして仕方がない。

てこなさん 「では、今日処方される胃薬と以前頂いた膀胱の薬は一緒に飲むのですね?」
先生 「膀胱の薬は飲んでいないと聞きましたよ~」

飲んでいない・・・

母 「飲まない方が、調子が良い気がするんですよ~」
先生 「なら、飲まなくて良いですよ」

飲まない方が、トイレの回数が減ると???

診察室を出て、母に問う。
ぜんぜん、話がかみ合わない。

てこなさん 「そもそも、ここの病院には夜中のトイレの回数が多くて疲れると言って受診したよね?」
母 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フリーズ」

ああ~
この人は、膀胱の事をすっぽり頭から抜けてしまったんだな。
今は、「胃」の事しか頭にないんだな。

膀胱の薬の話をしても、胃の薬と変換。
胃の薬の話をしたら、まんま胃の薬と直訳。

なるほどな~
もお、たかが胃の薬を貰うだけとしても一人で病院へは行かせられないんだな。
ど~と疲れが。


看護婦さんが私に、「お孫さんですか?」と聞いてきた。
「へ?娘です」と答えながらも、悪い気はしない。

脳内で、ハイジのオープニングのテーマが流れる感じ。
クララが立った~って感じ。
カバンに腐ったパンをたくさん詰め込んでる感じ。
「お婆さんが好きな白パンよ」って感じ。
ヨーゼフが好物のかたつむりを、ガンガン頬張る感じ。
お爺さんが溶かしてくれたチーズを頭に乗せちゃう感じ。
アッチイ!と火傷しても、大笑いな感じ。


では、ごきげんよう。