今 息子の自動車事故のことを思い出し思い出し書いているのですが 何しろ20年近く前のことで 思い出せないことも多いので こんなことがあったのね という感じで読んでいただけたら幸いです。
息子が救急車の中にいる間に私は警官から住所や何やらをいろいろ聞かれた。
その中で成人だったら保護者は必要ないけれど 未成年だと何かにつけて保護者が必要になると言われ年齢を聞かれたのだけど 実は事故のこの日は息子の誕生日の前日で 翌日の誕生日で息子は二十歳になるのだった。
私「息子は明日が誕生日で明日で二十歳になるんですけど こういう場合 どうなるんでしょうか?」
警官「あーそうなんだ! うーんそうですねぇ・・・まぁ、事故の当日の今日はまだ19才だから未成年ということになりますかね。」
ということで 息子はギリギリラインで未成年扱いになり 私はその後の警察署の事情聴取にも同席することになった。
そして息子は先に救急車で病院に運ばれ 私と義父は現場検証に立ち会うことになった。
そこで警官が やたらと念入りに調べてたのが 事故が横断歩道の右寄りで起きたのか 左寄りで起きたのか ということだった。
事故が起きたこの交差点は2つの警察署の管轄の境目なんだそうで 右寄りか左寄りかで管轄の警察署が違ってくるんだそう。
よくドラマの警察モノで「こっちはウチの管轄だ!」って揉めてるシーンがあるけど 今回は揉めてるわけじゃないけど でもやっぱり『管轄』は大事らしい。
私は ここから近い方の警察署になるもんだと思っていたら どうやら遠い方の署になるらしい。
事故現場に近い署があるのに遠い方になるって なんか納得いかないけど しょうがない。
その後 現場検証(といっても私と義父は見てるだけだったけど)は終わり 私たちは息子が運ばれた病院へ。
息子のケガは 歯が折れたことと手の切り傷 いろいろなところの打撲 それと自転車から投げ出された時にサドルで打ったと思われる太ももの上の股の近くが紫色に内出血してて腫れあがってた。
骨折や頭は打ってなかったから不幸中の幸いだったけど 股の近くの内出血はその後 血が固まってしこりとなってしまい3か月ぐらい治らなかった。
病院が終わると今度は 「今日 ご本人が大丈夫そうなら署の方に来てください。」と言われてたので 警察署に行き 廊下の椅子で待っていると 私たちの目の前を白衣を着たお医者さんが歩いて行った。
ああ、誰か亡くなって警察に運ばれてきて お医者さんが検死のために呼ばれたのね・・・もしかしたら 息子もこうなってたかもしれない・・・と考えてしまった。
息子は事故だとわかってるから 警察に運ばれることはないけどね。
警察が終わると今度は歯医者さんへ。
当時 息子は小学校3年生から始めた歯列矯正がやっと終わったところだった。
親も本人もと~っても大変な思いをして 大金をかけて(!)せっかくきれいになった歯だったのにぃぃぃ(涙 涙 涙)。
そんなわけで ずっと通っていた歯医者さんに まだ血もきれいにしてない状態のままで駆け込んだので すごく驚かれてすぐに前歯の処置をしてくれた。
半月状に割れた前歯2本に継ぎば歯をしてもらって それが つい最近まで折れずに頑張ってくれていたので あの時 本当にしっかり治してもらってたんだ と改めて感謝。
その夜 事故を起こした女性とそのお兄さんという人が家まで謝りに来た。
どんなことを話したか覚えてないけど まぁ にこやかな話にはならなかった と思う。
息子がペダルを踏みこんだから直接 体にぶつからずに済んだ というようなことを言ったような気がする。
その後は保険屋さんとのやり取りだけで 加害者の女性とは会うことはなかったので 事故の後 車の運転をやめたのかどうかも知らないけど 76歳はやっぱり運転はしない方が賢明なんでしょうね。
ただ その人の住所を見る限り車がないと不便だろうな とは思いました。
息子の自動車事故の話は これで終わります。
次回は 息子の自転車事故について書きますが ちょっと時間をいただくと思います。
しばらくして思い出したら見に来てみてください。
