この2,3日 父の一番下の妹 つまり私の叔母のことをよく思い出し 会いたいなぁと思っていたのだけれど 今 ウチの方はお盆だもんね、会いに来てくれてるのかもしれない。
この叔母とは何年も一緒に同じ家の同じ部屋に住んでて 丸の内のOLで長いこと独身だったので 私はよく遊びに連れて行ってもらった。
遊びに・・・というより 叔母の行くところに私がついて行ってたのかな?
叔母の友達の家とか 叔母は茶道も習っていたので野点のあるお茶会に行ったり お琴を教えてもらったり 生まれて初めてピザを食べたのも叔母に連れて行ってもらった六本木の店だったし とにかく 叔母がお休みの日はいっつもくっついてた。
冬は金曜の夜からスキーに行ってしまうので つまんなかったなぁ なんてことも思い出した。
この叔母には本当によく可愛がってもらって
「ミケちゃん ミケちゃんは本当は私の娘なのよ。でも 16才で産んだからお兄ちゃんとお義姉さんに引き取ってもらったのよ。」な~んてことも言ってたな。
私は「え~!? 私はパパから お前は橋の下で拾ってきたんだぞ。って言われたよ~。」なんて言い返してたけどね。
当時の流行り(⁉)『橋の下』あるある。
夫も親に「お前は橋の下で拾った。」って言われたらしい(笑)。
叔母は自分で産んだと言うわりに 一緒に入ったお店で『お母さん?』て思われるのがイヤで「ミケちゃん 今日は お姉ちゃんって呼んでね。」と都合のいいこと言ってた。
叔母は絵に描いたような『いい人』で誰にでも優しく誰にでも親切な人で それゆえに損することもいろいろあったみたいで心配したけど 叔母の本当の娘が小さいころからしっかり者だったので こういう母親には こういうしっかり者の子供が生まれるんだなぁ と私は妙に感心したものですよ。
のんちゃん(叔母は私に『おばちゃん』と呼ぶのを禁止していた)に会いたいなぁ。
もう お盆 おわっちゃうなぁ。