今頃? | 「これでもか!」に「負けるもんか!!」

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これでもか!これでもか!と私の身の回りに起こる出来事。大変なことや辛いことばっかりだけど、おかげで色々な経験をしました。せっかくなので記録に残しておきます。

『天璋院篤姫』見終わりました。

 

結末知ってるのに

 

西郷率いる官軍が江戸を総攻撃!?

 

どうなるの? 江戸は火の海?

 

江戸城は!?

 

 

 

大河ドラマって歴史に沿ってるわけだから 壮大なネタバレ物だよねw

 

特にこの『天璋院篤姫』に限って言えば 私は一度見てるし それに幕末の流れは熟知してるんだけど それでも面白いってことは良いドラマだったのね。

 

もちろん フィクション満載だから 実際はどうだったんだろう?とか この人のこの時の年齢は?とか知りたいことがたくさん出て来てネットで調べたり、このところの私の頭の中は幕末一色になってました。

 

息子も幕末好きだから 息子ともいろいろ話たりしたわ。

 

で、こんなに話数を見てて 今更なんですが思い出したことがありまして・・・っていうか 忘れてたわけじゃないんだけど 結びつかなかった・・・って感じでしょうかね。

 

実は 私の母方の祖母の祖母 私の4代前になるわけですが その人が大奥にいたそうなんですよ。

 

私が学生だった頃 新選組の本を読んでるのを知って 祖母が話してくれたことなんですが 祖母が若い頃 おばあさんに「私は昔 大奥でお勤めしてたんだよ。」と聞かされたそうなんですよ。

 

それを聞いた私は思わず身を乗り出して もっと詳しい話を!と せがんだんですが 

 

「若い娘の頃だったからねぇ ふ~ん って上の空で聞いてたからねぇ。 もっと詳しく聞いておくんだったねぇ。」

 

うぉ~~~!何てもったいないことを!!と 思いましたけど 若い娘がおばあさんの昔話を・・・あ、そりゃあんまり身を入れて聞かないかもw

 

 

幕末は 行儀見習いとか花嫁修業の一環として大奥に入るってことがあったらしいんですよね。

 

その頃は もう武士の娘じゃなくても お金があれば大奥に入れたらしいですわ。

 

で、祖母の祖母(4代前は高祖母って言うのかな?)も 父親(おとっつぁん)にお願いして入れてもらったらしい。

 

その弟も「武士になりたい!」と言って水戸藩に入ったらしいから つまり母方の先祖は武士ではなかったのですね。

 

高祖母は 桜田門外の変の時にはお城の中にいたと言ってたので これはジャスト篤姫の時代なんですよね。

 

今まで 私の中で これが結びつかなかった。

 

この歳まで 何本も大奥関係のドラマを見てきたし この『天璋院篤姫』をリアルタイムでも見てたのに 高祖母のことは思い出さなかった。

 

高祖母が大奥にいたのは覚えてたのに 何故テレビや本の中の大奥と高祖母がいた大奥とは別物のように思っていたのか・・・脳の不思議(頭悪いだけか?)

 

もちろん 天璋院(篤姫)さまにお目通りできるお目見え以上のわけがないから1000人以上いる女中の一人だったんだろうけど 本当にそんなことさえ 今まで考えたことなかった。

 

そして 今回 テレビの大奥と高祖母のいた大奥が私の中で繋がったことによって 大奥の炊事場で噂話に花を咲かせているお女中たちが 老女に怒られるシーンを見て あ、もしかしたら おばあちゃんのおばあちゃんがこのお女中の中にいたかも! この中に居なくてもこんなお仕事してたのかも!と 何だか感慨深いものがありましたよ。

 

 

そうそう これは本だかネットだかで知ったんですが 実際の天璋院さんは猫を飼っていて そのお猫様係が3人もいたそうですよ。

 

もちろん お猫さま係もお目見え以上の人だから 実家に帰れば 家柄の良い家のお姫様なんだろうけど 大奥ではお猫さま係になっちゃうのね。