その後の息子の気管切開穴からの空気漏れですが、何と!大きい病院で診察を受けた翌日から空気漏れがなくなりました!!
なぜ??
先生曰く「穴に器具を入れて痰の吸引をしたり、スコープ入れたりした時、穴の周りが細胞レベルで傷ついて、その傷同士がくっついた、という可能性があります。」
そういえば、器具を差し込まれて吸引されるのは苦しかったらしく、体が少し動いてたから傷ついたのかもね。
とまあ、今のところ空気は漏れなくなり、息子は楽になったらしいです。
このまま、くっついててくれるといいんですけどね、先日の空気漏れを起こした根本の原因がわからないから、いつ何時、また開いちゃうかわからないわけです。
夫などは「サッサと手術してもらっちゃえばいいのに。」、などと言ってますし、私もこのまま心配事を抱えてるより手術した方がいいんじゃないかと思いましたが、手術するとなるともちろん、入院することになります。
実は前回の記事に書いた1つ目の穴の周りをわざと傷つける、という方法も入院しながら毎日、処置するというものでした。
『入院』・・・非常に悩ましいことです。
入院するのは耳鼻科病棟。
耳鼻科の病棟なんてオムツ装着の寝たきりの人はほとんどいないでしょう。
先生によれば、耳鼻科系の癌の方もいらっしゃるので、オムツ装着の方がいないわけではないようですが・・・。
ウチはオムツ装着で膀胱ろうの尿バッグ装着で過敏性腸症候群で不潔症候群なんですよね。
と、先生に言ったら、先生、ちょっと及び腰になりましたよ。
「まぁ、無理に入院しなくても、今、ふさがってるならこのまま様子みても。」とのこと。
いえ、若いけど、良さそうな先生です。
こちらの質問にも丁寧に答えてくださるし、どうしたらいいか、いろいろ考えてくださってます。
「緊急性のあるものではないから、来月、もう一度、診て、ダメそうならそこで考えましょう。その間に苦しかったら、来てくれれば診ますから。」と言ってもらい、この先生にお任せしようと思いました。
今週のリハビリは「力を入れるのが怖いから。」という理由でお休みしました。
「来週になれば、もっとしっかり塞がると思うから、そしたらリハもやる。と言っております。
「普通の生活をして、それで穴が開いちゃうのなら、それはそれで仕方ないんだから、早く普通の生活したらいいのに。」と言ったら、
「苦しいのは俺なんだぞ! 俺のペースでやらせてくれよ!」と。
まー確かにね~。自分の思うようにやらないと、後で何かあった時、納得できないからね。
さて、3月16日の次回診察まで、穴はこのまま塞がっているでしょうか。