一昨日、息子の隣のベッドに新しい患者さんが緊急入院して来たのですが・・・・何と!親戚のオジさんであることが判明いたしました。
亡くなった義母の一番上のお兄さん、つまり夫の伯父に当たる人。
息子と思いっきり血が繋がってます。
伯父さん本人は、もう、ほとんどしゃべれないので、私たちのことがわかっているのかどうかわかりません。
しかし、こんな偶然って・・・。
息子と私は「きっと、おばあちゃんが『兄さん!ウチの孫の隣が空いてるから入りなよ!』って連れてきたに違いない!」と言ってます(笑)。
何しろウチのおばあちゃんは世話焼きで皆に頼りにされてた人ですから。
さて、義母の話。
今日はちょっと不思議な話なので怖い話が苦手な方は読まない方がいいかもです。
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2005年1月
義母はとても行動力のある人だった。
何でもかんでも自分でパッパッとやる人で・・・義父が何もやらない人だから・・・とも言えるのだけれど(苦笑)、とにかく親戚や何かの集まりごとがあると義母が一切を取り仕切り、私たちは義母の指示の下に動くという感じ。
結婚当初は自分たちの生活にも義母が口を出してきたり、どんどん色々なことを決めてしまったりすることに腹を立てたこともあったけれど、そのうち「お義母さ~ん、このお返しはどうしたらいいの~?」と面倒なことは義母に頼れば何とかしてくれると楽な方に流れて行った私。
それなのに、今まで何もかも仕切ってくれていた義母が突然いなくなったから、さぁ大変。
お通夜はどうする?斎場は?火葬場は?お寺は?
ウチの市では斎場の数も火葬場の数も足りないから、なかなか日取りを決めるのが難しいと脅かされながら、あちこち手配してみると案外すんなり決まってしまった。
良かった~と胸を撫で下ろして、ふと考えてみると何だかお義母さんが全てセッティングしたかのような・・・・
だって、亡くなった時だって、私も夫も息子も本当は遅くなるはずだったのに、どういうわけか3人ともこの日に限って早く帰って来れちゃったし、義弟一家も4人揃って家にいるなんて絶対に有り得ない時間なのに4人揃ってたし。
お寺も斎場も火葬場も・・・とにかくお義母さんを送るのに必要なことが何一つつまずくことなくすんなり決まり葬儀屋さんも「こんなことは珍しいですよ。」と感心するぐらい。
「お義母さんが仕切ってるんだね~。」と私と義妹は顔を見合わせた。
続きます