日本はGW真っ只中。新緑の過ごしやすい季節を迎えている今頃
南半球のシドニーは、季節が反対なので冬に向かっている。
先週末は、学生時代の友人たちの住むメルボルンに行ってきた。
シドニーの南710キロに位置するメルボルンはもうすっかり寒風が吹き、ヒートテック下着、マフラー、手袋、コートが欠かせなかった。
気候が比較的温暖なシドニーは涼しくても、気持ちのよい日々が続いていて、先週末はまだ海で泳いだりした。
けれども今週末は冷たい雨が降っていてだいぶ涼しく感じる。
3月、4月と仕事の締め切りが続いた。
家問題(まだ継続中)のストレスもあり、食生活に構う暇はなく…。
あまり自炊する気にならず、暴飲暴食とまではいかないが、先月は外食中心の食生活だった。
シドニーは東京には及ばないが、質はともかく外食やテイクアウトする場所には事欠かない。
こちらの外食事情として思うことは、何料理にしろあっさりしたメニューが少ない(というかほぼない)、一人前の量がとにかく多い。
例えば、シドニーの日本料理店の定番メニューはほぼそろって、揚げ物(かつ類、唐揚げ)、カレーライス、ウナギ、ラーメン
、焼肉等々、こってりメニューのオンパレード。
しかも必ずソース、マヨネーズがたっぷりかかっている(こちらの人々に好まれるようだ)。
寿司、刺身以外であっさりしたメニューを見つけることができない。
わたしは子供の頃から食べることが大好きだ。
こってりした食べ物、普段は控えているとは言え、実は恥ずかしながらこってり好きである・・・。
こんなこってり好きなわたしだが、ラッキーだったことに、遺伝的にやせ体形で、数年前まではダイエットと無縁な人生を送ってきた。
しかしながら、年齢には勝てない。中年期に差し掛かると、年々体重が増えていき・・
恐ろしいことにオーストラリアで生活していると、周りに比べると体が小さいので、その事実を実感しない。
久々に日本に帰国すると、皆が細くて、自分のデブさ加減にびっくりするのである。
海外在住者あるあるの話かもしれない。
そしてこれも中年女性あるあるかもしれないが、近年はコレステロール値が上がってきた。
先週の血液検査の結果が出て、さらに数値が上がっていることが発覚し、担当医に最近の食生活を聞かれて、はっとしたのである。
そう、ストレスに任せて、最近は食べたいもの食べ放題だった。
そんなわけで、先週から心を入れ替え、また自炊中心、野菜・魚・きのこ中心の食事を始めた。
今日はシドニーのシティーに行く用事があったので、中華街(Chinatown)近くにあるパディーズマーケット(Paddy Market)によってきた。
パディ―ズマーケットは、お土産屋、雑貨、衣類などが売られているが、そちらの方は個人的にはあまりおススメしない。
なんだか某アジアの国からの質のイマイチな輸入品が集まっているように見えて、日本人には物足りないだろう。
但し、このマーケットの野菜コーナーはかなり格安でおススメだ。アジア系が中心のこのマーケットでは、アジア系スーパーでしか買えない野菜が安く買える。
たぶんこちらの一般的なスーパーで見る価格の半値くらいだろう。いくつか店舗があるので値段も比較できる。
えのきだけ、しめじなどのキノコ類がひとパック2ドル、もやしひとパック1.3ドル、白菜まるごとが3.5ドル、空心菜が2ドル。秋になって日本の柿やみかんも見かけるようになった。
これからは鍋がおいしい季節。野菜やキノコも取れるし簡単でおいしいということで、今晩は早速鍋を食べた。
とにかく野菜をたくさん買ったので、今週から毎日いろんな鍋をつくってみようと思う。
・・・ということで、食生活の見直しがわたしが最近始めたこと。
その成果についてはまたどこかで報告したいと思う