今日土曜日のシドニーは冷たい雨雨が降る風の強い一日となった。

 

いちおうセーターを着て外出したのだけど、自分には寒すぎて(といっても気温は15℃くらいか…)、用事を終えるといつものように歩き回る余裕もなく、速攻で帰宅滝汗

 

2週間前まで海で泳いでいたのに浮き輪。時計の針が冬時間に戻ると、シドニーは一気に暗くなる。仕事を定時に終えて帰宅する頃にはもう真っ暗で、夏時間の時のように仕事後に海辺の散歩や野外でのピクニックを楽しむことができなくなる。

 

 

シドニーの冬は、ヨーロッパや日本のように寒くなるわけではない。けれど、「中途半端な寒さ」のせいで、暖房がきちんと完備されていない。なので、ぶるぶるしているといった方がいいのかも。

 

けれども、布団にくるまってぬくぬくする過ごすことが楽しい季節になった。

 

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さて先週の土曜日、シドニー郊外のボンダイジャンクションにあるショッピングモールで、通り魔事件があり、6人の方が犠牲となった。まだ負傷した数人の方が入院をしているという。犯人の男はその場で警察官に射殺された。テロ目的ではなく、その代わり統合失調症の診断が下されていたという。

 

事件当日、海外でもこのニュースが報道されたようで、日本の家族やアメリカ在住の友人から連絡があって、自分もこの事件の深刻さを知った。

 

実はこのショッピングモールはわたしが食料品の買い物、歯医者などで訪れる場所の1つ。先週の土曜日も、事件の1時間前までその現場にいた。

 

事件があったのは午後3時過ぎだが、わたしは、友人とシドニーのシティー(中心地)で3時に会うために、2時半にはショッピングセンターでの用事を終え、シティーに向かっていた。

 

夜にこのニュースを知った。複雑な思いだった。もし友人と3時ではなくて、夕方から会うことにしていたら❓現場に居合わせた可能性も高かった。週末の午後3時過ぎ、通常ショッピングセンターはたくさんの人でにぎわっていて、そこに自分もいることがあるからだ。

 

この事件はコミュニティーに大きな衝撃を与えた。ショッピングモールに居合わせた人々、刺殺現場を目撃した人々の話が、SNSの地域コミュニティーのページに書かれていた。この事件で直接被害にあった人だけではなく、事件後不安を感じる人もいて、無料でカウンセリングにアクセスできるようだ。

 

オーストラリアは通常、犯罪の少ない安全な国だ。無差別殺人事件に関しては、地下鉄サリン事件などが起こった日本よりも少ないし、戦争、テロ、地震や津波などたくさんの犠牲が出る自然災害とも比較的無縁な国だ。それだけに今回の事件に大きな衝撃が走ったようだ。

 

ショッピングセンターは昨日からまた再開したが、現場近くには、犠牲者を悼む献花台が設けられている。

 

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それにしても今週は自分にとってもなんだか小さなトラブルの多い1週間ではあった泣

 

まず先ほどの事件当日の土曜日、わたしはシティーで友達と会って、あるドイツレストランへ行った。ドイツ風の硬いパンをかみ切ろうと必死になっていたら、昨年日本で自費診療で詰めたばかりの被せものが取れたゲッソリ 

 

オーストラリアでは歯科は国民健康保険の対象外で非常に高い。しかも、住んでいるアパートの事情で、いつ日本に帰国して歯科に行けるのかわからない(2年間保証ということ)。

 

・・・てなわけで、モノを食べるのが少々困難な状況に。歯の健康って大切だ。

 

仕事ではなんだか小さなトラブル処理に追われること数回。まあ自分の小さな間違いが原因だったりするんだけどあせるなんだか小さなハラハラのあった1週間でした。

 

自分はスリルを好む性分でもないので、何もなく心静かに過ごせる人生が一番だってことをつくづく思ったのであった。