前回の日記で、大きな旅行の予定はないと書いたけれど、小旅行に行ってきたウインク

 

行き先はオーストラリアの首都、キャンベラ。オーストラリアには10年以上も住んでいるのに、行ったことがなかった。

 

一緒に仕事をしている同僚が住んでいたりで、ウワサはかねがね聞いていた。シドニーからは比較的気軽に行けるので、一度行ってみようと思い立った。

 

今の時期、海岸沿いの街はどこも予約がいっぱいで、値段も超がつくほど高いゲッソリ

 

その点、キャンベラは内陸にあり、政府機関・大学が中心の都市。観光都市ではない。なので、ビジネス出張がない今の時期、ホテルの値段はお手頃だった。

 

シドニーからキャンベラに行く方法は、飛行機だと55分、鉄道電車だと4時間、バスバスだと3時間かかる。

 

飛行機は、空港まで行く時間、チェックインの時間等を考えるとあまり変わらないのかも。バスが時間的に一番効率的だが、私は大好きな鉄道の旅を選んだ。

 

オーストラリアは広大な国だが、非常に残念なことに高速鉄道新幹線前がない。鉄道事情は北半球の国と比べてかな~り遅れている。

 

主要都市を結ぶ鉄道網はあるけれど、サービスは限られている。古い線路を使っているので本数が増やせないと聞いた。

 

ブリスベン~シドニー~キャンベラ~メルボルンの東海岸の主要都市を結ぶ高速鉄道が出来たらどんなに便利だろう。

 

オーストラリアは車社会が浸透しすぎているというのもあると思う。高速鉄道整備案は出ては消え、出ては消えと言った感じだ。人口密度が低いことによる採算性のリスク、用地買収の問題があると聞いている。

 

但し、オーストラリアの鉄道旅行ではなぜかノスタルジックな気持ちに浸ることができる。駅舎もレトロで歴史を感じさせる。車がなかった一昔前、鉄道は都市と内陸の街を結ぶ重要な役割を担っていたんだろうなあ~、とか。

 

 

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シドニー~キャンベラを結ぶサービスは1日3本(朝、昼、夕)。電車が発着するシドニーセントラル駅(Sydney Central Station)の窓口でチケットが買えるが、オンラインでも予約できる。自分は片道50ドルほどで購入した。値段はバスとほぼ同じようだ。

 

 

車体はEPLORERが使われ、3両編成。1両目に、ファーストクラスとビュッフェ(車内販売)があり、後の2両はエコノミークラスである。

 

 

XPLORERは1993年デビューの車両ということだから、30年前の車両で決して最新式ではない。速度も遅いし、アメニティーも古いし、座り心地もいまいち。例えば携帯の充電にも対応していない。

 

 

でもしばし携帯を忘れて、車窓の眺めながら過ごす数時間は本当にあきが来ない。

 

注意事項として、車内で食事も販売しているが、数に限りがあること。グルメな方の口には合わないかもしれない。写真は行きの車内で購入したターキーのロースト(12.9ドル)、見かけ通りの味あせるあせる 

 

 

キャンベラ駅(Canberra Railway Station)はKingstonというサバーブにあり、市街地と離れている(CBDから2番のバス)。駅の近くで食事を買えないので、事前に食事を用意していくとよいビックリマーク食べ物・飲み物は皆、持ち込んでいたし、自分もそうした。でもアルコールだけは持ち込み禁止(ビュッフェで買えるようだ)。

 

行きは正午にシドニーセントラル駅を出発した電車は午後4時にキャンベラに到着。帰りは一部の区間がバスに代替し、キャンベラ駅を午後5時過ぎに出発したが、シドニーへの到着は30分ほど遅延し、9時半すぎだった。

 

今回のキャンベラへの往復の列車の旅についていえば、少しだけアンラッキーだったかな。

 

行き返りともに指定した座席がいまいちだった(トイレ近く、ドア近く)。特に帰りの電車についてはキャンベラ~ゴルボン(Goulburn)間がバスに代替されたが、乗り換えがスムーズではなくて遅延したこと。

 

シドニーからのXPLORERは、ニューサウスウェールズ州の他の4都市へのサービスが運行中。そのうち、9月にアーミデル(Armodale)まで7時間の旅をしたが、こちらは満足だった。

 

乗り物好きな方、オーストラリアで鉄道旅をぜひ経験して頂きたい。

 

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さて、写真は今日のビーチの様子。

 

 

ホリデー真っ最中で晴天の今日、ビーチは夏の湘南海岸なみの激混みだ滝汗滝汗。昼頃にビーチに行き、早々に退散した滝汗滝汗

 

近所は駐車場を求めてさまよう車で渋滞あせる夏の期間はこうなる。観光地近くに住む人共通の悩みなんだろうなあ…。

 

次回はキャンベラについて書いてみたい。