今日の昼頃、ようやく待ちに待った新しい冷蔵庫が届いた。…といっても冷蔵庫を新調したわけではない。
わずか1年と3か月前、今のアパートに引っ越す際に新調した冷蔵庫が冷えていないことに気が付いたのが2月26日。
パソコンが壊れてわずか2~3週間後のことで、続くときは続くもんだとショックを隠せなかった・・・
翌日に、メーカーであるハイセンス社(中国の家電メーカー)のカスタマーサポートに電話して異常を告げるも、修理のおじさんがようやく来てくれたのが10日後の3月8日。
修理のおじさんは冷蔵庫をちょいと見るなり、「ガス漏れしてて修理できないよ、これ。いったいいつ買ったの」といい、直ることを期待していた自分は本当にがっくりと肩を落とし
、それから1週間待ってようやく代わりとなる新品冷蔵庫が届いた。
ばっちり保証期間中だったので、費用はかからなかったけど、ハイセンス社には結果的に冷蔵庫なしの生活を2週間半も強いられた。
それにしても、ハイセンス社の対応はひどかったな。お詫びは当然全くない。
その間、カスタマーサポートに何回か電話する必要があっても、まずエージェントにつながるまで30分~1時間かかる。コールバックを頼んでもかかってくるのはよくて2回に1回で、半日後って感じか。なんか電話をわざと無視されている感じもした。
しかも待ちに待ってエージェントにつながったとしても、こちらが丁寧に話したとしても向こう側がなんだかイライラして早く電話を終えたいのがありありで、その対応は一概に横柄で気分が悪くなるものだった。それも毎回のこと。
それだけカスタマーサポートにかかってくる製品に対するクレーム件数が多いってことかと思うが、ここの家電製品は安くても絶対に買わないほうがいい。
先日のデルの対応とは両方ともオーストラリアの現地法人でも天と地の差だった。
さてポジティブな面にも目を向けよう
今回の教訓として、柔軟性の高い自分は、冷蔵庫がなくても意外と生活がまわるってことにびっくりした。ま、当然といえば当然か。
自分は普段、料理も結構するほうだが、幸いシドニーに住んでいると、テイクアウェイにも外食には困らない。
確かに肉や乳製品は冷蔵庫に入れる必要があるので買えなかったけれど、卵や一部の野菜は一定期間冷蔵庫なしでもOKだし、缶詰もの(トマト缶、ツナ缶)などにもお世話になった。
冷蔵庫が壊れてから、保存してあった食品が傷み捨てざるを得ないことが頭に来ていたが、考え方を変えれば長らく冷凍庫に保存していた料理など、冷蔵庫の中を一度きれいにリセットするいい機会にもなったと思う。
でもやはりまだ暑さの残るシドニーで、風呂上がりに冷蔵庫でキンキンに冷えた麦茶を久しぶりにぐいーっと飲んだ時のうれしさをしみじみと感じた夜だった