14日発生した熊本地方を中心にした大地震により、
大勢の方が被災されました。
心からお見舞い申し上げます。
最初にきた揺れは、阪神淡路大震災クラスの巨大なものでした。
その後それを上回る巨大な揺れがきて、実はこれが本震で
14日の揺れが前震だったなどと誰が予測できたでしょう。
最初の揺れが巨大なものだったので、もうこれ以上の揺れは
こないだろうと自宅に留まり、その後の揺れで自宅が
倒壊してしまい亡くなった方もおられます。
熊本、大分をはじめ九州全域に連日被害がひろがり、胸が痛みます。
生まれ故郷の神戸、そしてわたしにとって父祖の地である熊本が
大震災に襲われてしまい、茫然としています。
東北の復興もまだまだこれからというのに。
先月、3.11の地震発生時刻に、勤務先の部署全員で
黙祷を捧げたばかりのところでした。
熊本城も大きく損壊してしまいました。
もう何年も前になりますが、西南戦争の史跡をまわる
旅行をしたことがあります。
熊本城は清正公と細川家ゆかりの城であり、西南戦争時には
熊本鎮台が置かれた場所でもあります。
あの戦国武将が具現化したような風格のある佇まいが、
いつかまた美しく再建される日を願います。
失われてしまったものを取り戻すことはできないのかもしれません。
つらい記憶が薄れることはないかもしれません。
神戸の街は今でも震災後の問題を抱えています。
それでも以前にも増して美しい街として復興しました。
ですからわたしは熊本の復興を信じています。