「自然治癒力」
お腹に手を当てて、じっとしていれば腹痛が治ったり、傷ついた皮膚がいつの間にか綺麗になったり、身体に侵入した菌やウイルスを咳や熱でやっつけたり、人には自分の力で怪我や病気を治す力「自然治癒力」が生まれながらにして備わっています。
風邪の症状でもある「喉の痛み」や「発熱」、「身体の節の痛み」などは全て身体に備わった免疫機能が働いているために起こります。コロナワクチンの副作用などもそうですよね。
風邪を引いた時の「寒気さむけ」は菌やウイルスなどが侵入した時にいち早く身体に危険を知らせる為のサインだそうです。 また「頭痛」は菌やウイルスを撃退しようと、白血球の数を増やそうと血管が膨張し、頭の神経を圧迫してしまうが為に起こるようです。 
怪我をした時に傷口から出る膿も白血球が雑菌と闘った痕跡なのだそうです。
空手やスポーツは筋肉や関節を痛める事はしょっちゅうあると思うのですが、その場合患部は熱を持ち、腫れ上がり、痛みで動かしづらくなりますよね。
膝関節などの場合は炎症が起き、膝に水(関節液)が溜まる状態になる時もあります。
この「炎症」もまた、身体の回復を図る為に起こる免疫反応なのです。
身体を動かしたあとの「筋肉痛」も痛んだ筋繊維の修復作業の過程で起こるのです。
骨折などで痛みがひどい場合は脳から「エンドルフィン」という脳内麻薬物質が出て、痛みを和らげようとします。
「自然治癒力」にはこれらの「体内のクスリ」も大きく働いているようです。そしてもうひとつ「自然治癒力」に大切なのは「心の持ち方」です。
ある実験で患者と信頼関係にある医者が「必ずよくなりますよ」と繰り返し偽物の薬を処方し続けたところ、病気がみるみる回復したそうです。
「病は気から」と言いますが、心と身体は繋がっているのですね。

野生の生き物は病気が重い時は餌も食べず、良くなるまで、じっと身動きせずにただひたすら過ごすそうです。
植物は傷ついた茎を、そのまわりの細胞が分裂を繰り返して修復するそうです。
生き物ってすごいですね!












コロナ感染者数は少なくなってきましたが、まだまだ油断は禁物です。注意を怠らずに過ごしましょう! 押忍 織田