
「南船北馬」
「なんせんほくば」 中国の格言のひとつで、運河が多い南方では船が移動手段のメインであり、平野が広がる北方では馬に乗って生活するといった意味です。
5世紀頃インドの達磨大使が中国崇山に開いた禅寺の少林寺は、のちに仏教弾圧などで修行僧が武器や無手で立ち上がり「少林拳」が生まれたと言われています。その少林拳が南方と北方に分かれ、それぞれ地の特色を活かし、南方少林拳は狭い船内で近い間合いの手技が発達し、北方少林拳は広々とした大地で馬に乗りながら、大きな蹴り技が発達したのです。
大山倍達総裁はこの南方少林拳が祖の(剛柔流)と離れた間合いから一気に距離を詰める(松濤館)で空手を学んでおり、ミドルからショート、ロングの間合いへと様々に対応できる、今の極真空手のスタイルへと繋がっているんですね!

帯を持つ方も腕力や足腰を鍛えられます。
