昨日1月30日20時頃、愛犬のマカロンが亡くなりました。
3月16日のお誕生日がくれば17歳
高齢で持病もありまあしたが、日曜日までは元気でした。
月曜に、同じ場所をぐるぐる回り、呼んでも何となく目に生気が
なくて、トイレも構わずその場でしてしまうので、惚けてしまったのかな
と思いました。ウンチをもらしたので、腰をお湯で洗ったら気持ちよさそうにしていました。
昨日火曜、それでも朝はご飯を食べていました。
午後には力がなくて立てずぐったりとなっていました。
もう危ないかも・・もしかしたら今夜か・・と思いました。
高齢なので病院に連れて行くことはせず、家で自然に看取ろうと
思いました。
臭いので見るとまたウンチをもらしていました。おそらく筋力が緩んで自然に出てしまうのでしょう。 ぐったりしていましたが拭いてやりました。
それでもはいつくばって水を飲んだりはしていました。
夕方になって息が荒くなったので、塾に行こうとしていた
娘に「休んでいいよ」と言って塾に電話をいれさせました。
時々小さく鳴くので私がいつものように抱っこすると
安心したように子犬みたいな顔をしました。
抱っこされるのが大好きでしたから。
しばらくして生暖かい感触。失禁をしたのです。
いよいよだと思いました。
そのときちょうど夫が仕事から帰宅。きっとパパを待っていたのかも
しれません。
パパの声を聴いてしばらくしてから、目を見開き顔を反らしてワオーンと一声。
「マカロン!マカ!マーちゃん!有難うね」と皆で泣きながら声をかけました。
後ろ足が痙攣し、大きく息をした後、はあはあと小さく息を
していました。
娘が代わって抱いたときには、まだ目が少し動いていましたが
それからすぐに動かなくなり、お気に入りのピンクのクッションに寝かせてやりました。
まるでいつもと同じ眠っているみたいな顔。呼んだら起きてきそうです。うっすら目が開いていて、ちょっと微笑んでいるみたいに口角が上がっていて、寝ているだけなのではと、何回も覗いてしまいます。
これは夢なんだ。醒めてくれたら・・と思います。
でもこのまま置いておくこともできないのは分かっていたので
夫がペットの葬儀社に電話をしてくれました。
高齢だったので覚悟はしていたから、獣医さんから以前に葬儀社を紹介してもらっていたのです。
このまま寝ているようなマカロンを置いておけないかなんて
バカなことを考えてしまいます。動かなくても姿があるだけでいいので・・。
いつもいつも私の傍にいてくれたマカロン
辛いこと哀しいこと家族にも話せないことをマカロンに
聞いてもらっていました。
出かけると玄関に座って待っていてくれて、ごみを捨てに出た
わずかな時間なのに、私が戻ると喜んでくれました。
毎朝おじいさんとは思えないスピードで私におはようと
じゃれついて、「おっはー」と言って顔を撫でてやることが
日課でした。マカロンは目のマッサージと耳のマッサージが好きでした。
黒目がちの大きな目としっとり濡れた冷たい鼻を触るのが、私は好きでした。
怖がりだけど、妙に聞き分けがいいところがあって一人でちゃんとお留守番ができて、時々なにかを悟ったかのような顔をしていました。
老衰でしょうか、でも持病もあったし、苦しまず逝けたのかしら・・
もっと何かしてやれることがあったのではないかとか
もっと早く病院に連れて行った方がよかったのではないか
いや家族で看取って私の腕の中で逝けたのだからこれで良かったのではないか・・
いろいろな思いが交錯します。
マカロンに聞いてみないと答えはでないでしょう。
マカロンは私にとって子どもというよりは同志、大切な仲間でした。
家族も友達もいるけれど、でもマカロンがいなくなって私は一人ぽっちになってしまいました。
どうか臆病なマカロンが不安にならずに虹の橋を渡っていけることを
心から祈ることしか今はできません。
マーコ今まで本当に有難う。私を受け入れてくれて有難う。マーコのこと大好きだったよ。
天国も地獄も来世なども信じてない私ですが、死んだらぷつんと糸が切れるようにそれでおしまいだと思っている私ですが、でもマカロンにはきっとまた会えると信じています。
