第五話★~ どんなに迷惑かけても本人はマイペース(--;)で自己中  ~★

初体面の姪夫婦にはヘラヘラ顔だが実兄弟、息子夫婦にはどんなに迷惑かけてもマイペースで自己中発言。

息子夫婦は今回ケサッチの事件で初めて家を訪問し言葉を交わしたケサッチの姪のやすっちさんが「母が亡くなったときにはお世話になりました。」と言ったのでびっくりし、ケンケンからケサッチの実姉ナツッチとケサッチが絶縁となった経緯を以前聞いたことがあったが、やすっちさんのこの挨拶から「この人がナツッチさんの娘なんだ。」とこのときはじめて知ったことであった。ナツッチさん危篤、葬儀の際も何もかもケサッチに情報操作されていたのであろう叔父ケンケンさんからもケン丸に連絡なかったこともありケン丸夫婦は一切ナツッチさん逝去は知らずお悔みをしていないのであった。申し訳ないばかりである。
色々迷惑かけているのでお礼もしないといけないし病院にも連れて行ってもらっているようなのでケン丸夫婦はお金を渡せるよう白封筒にお金を入れて来ていた。やすっちさん宅にはケンケンさんがあとでお礼をちゃんとしたらいいのでお礼は後でいいと言うのでとりあえず病院にも連れて行ってくれて病院代もかかり新しい下着なども買っていたので一万円だけ渡すことにした。嫁がバックから封筒を取り出すと、素早く横からケサッチさんが手を出し奪い取り、中身のお金を取り出し自分の体をなぜか前後に揺らしながら手は団扇で扇ぐように上下にヒラヒラとお札を持ちリズミカルに揺らし続けるので「おかしい・・」と感じ、ケサッチさんから一万円を取り上げ、部屋を出てやすっちさんに病院代もかかっているので・・色々出費はこれからと渡した。保険証がないので高額となったが病院に経緯を話しているので保険証のコピーを送ってくれればいいと言うことになっているということ。を聞いた。みけっちが着替えさせてくれているようなので脱いだものを持って帰るので・・というと寒いので大小で汚れていたのでともう捨てた。と顔をしかめ言っていたのでひどく汚れていたのであろう。風呂に入らせ着替えさせていること一応失禁しても良いようにパットを当てがっていることを聞いた。よくしてくださっていた。

途中、従弟のヤス丸さんが電話してきており、ケサッチ本人がタクシーから降りる際にタクシー運転手から名刺を受け取っているようで名刺の裏に今日の日付や金額が書かれていた。37800円だと。無賃乗車の可能性あり、タクシー会社に行き運転手に会い乗車~降車までの様子を聞かねばならないと思ったことである。

ケサッチに持たせていると無くすかもしれぬのでヤス丸さんがあづかっている。ケン丸のところに郵送するということを連絡してきた。ケサッチの不意の騒動でヤス丸さんはケサッチの身元引き受けをしケンケン宅に連れ帰った後、予定通り親戚の葬儀出席し、自営の会社に戻り仕事をしているようであった。会社帰りにやすっちさん宅に立ち寄り名刺を手渡しても良いがケン丸たちは4時間かけ家に戻らねばならず時間を待ち合わせ待っていると遅くなり明日の仕事もあるので郵送してもらうことになったのであった。
ケサッチさんが家を出たのが未明ころで着替えがないらしかったのでケサッチ宅から若干の衣類とみけっちの上着やコートを車に積み行っていたので帰りは寒くないように着せた。
今まで郷里などに行く際、車中温度管理しているのに暑いと言い脱ぎ寒いと言い着るを異常にくり返していたケサッチだが不思議にこの時は寒いとも言わず脱ぎ着はしなかった。
車に乗り込むとそれまでのヘラヘラ顔はピタリと無表情に変わった。「ああ、やはり意識的な知らぬ人の前で取り繕う作り顔だったんだなぁ。こんな策略や打算の能力はあるんだなぁ。」と思ったことである。

車中話すことは仕事をきりあげ駆けつけた息子ケン丸夫婦に「すまんやったね。」の一言の謝罪もなく「やすっち(実姉の娘)の婿はいい男、男前じゃ、はじめて会った」「この服は生地がええ。高い服じゃろ(着せられた服がみけっち母の形見の上着だった、みけっちの物よりサイズが大きめだったので羽織るのに良いだろうと持ってきたのだった。)」などを繰り返し繰り返し言う。7、8回は繰り返し言っている。まるでオートリバースのカセットテープのようである。「弟ケンケン達は私がミヤッチ(夏に亡くなったケンケンの妻)の仏参りに来たと思うとったがそうじゃないが私がいい人と思われたほうがいいと思って私は黙っていた。」など繰り返しひとりしゃべっていた。

とにかく好きにしゃべらせ聞くことにし本人の状態を探るケン丸夫婦であった。郷里まで来た理由は自分でもわからないふうでふとした思い付きのようであった。郷里から電話してくるものも誰もなく皆どうしているだろうかと思っていたとは言っていた。(夏に亡くなったミヤッチさんの病気見舞いやその後の葬儀についても姑ケサッチさんは「受ける」と言いどんなに誘っても行かなかった。ケン丸夫婦が勿論行くので一緒に行けばいいじゃないか香典もケサッチの分を出してやるから身ひとつで行ってお線香をあげるだけでいいではないかと言っても頑としてケサッチは行かなかった。病気の人の所に行けば自分の具合が悪くなる。死んだ者の所にいけば悪い霊が憑く。という思い込みがいつもケサッチにはあり仏行事を忌み嫌い不義理もへっちゃらで貫こうとするのである。実弟ヨシヨシが逝去したときも行かぬといい、説得する弟ケンケン夫婦も物事がわからぬケサッチに怒っていたことがある。仏事事で親戚一同集まればいつも人付き合いのできず暴言吐き喧嘩をしかけるようなケサッチのこれまでの色々な話が飛び交い変な意味での伝説の人ケサッチで恥ずかしい思いをするケン丸夫婦であった。
山中、鹿やタヌキも見かけ4時間かけ帰りケサッチ宅に着いた。ケサッチさんはやすっちさん宅ですでに夕食を済ませ空腹はない様子。家に着き嫁みけっちが押し入れから布団を出し敷こうとするとケサッチさんは「私は布団を敷く前にいつもは箒で掃いている」と言い、嫁みけっちに今から箒で掃いてから布団を敷けといわんばかりに言っていた。嫁みけっちは散々迷惑かけておきながら言いたいことは言うケサッチさんに辟易し「今、夜10時半よ。私達、夜ご飯も食べてなく行き帰りに合計8時間かけてケサッチさんを迎えに行ったんよ。今日はもう皆疲れているのでとにかく早く寝るよ。明日は仕事もあるし。私達今から晩御飯食べに行ってから帰って寝るから!一刻も早く帰りたいから掃きははしないよ!一度履かないで布団敷いたくらいで死にはしないでしょ。明日の朝、私来るから今日の所は早く寝ようや。いろんな話は明日ね。お休み~」とテキパキと布団を敷き自己中ケサッチさんの我儘をさえぎった。未明にケサッチさんは家を出て夜10時過ぎまで昼寝することもなく起きていたし、歩き疲れたことであろう。布団に入れば爆睡であろうと思ったのでもうどこへ出ることもないだろうと思った。ケン丸は自己中のケサッチにむしゃくしゃ腹が立つのか玄関ドアをひと蹴りし「ふざけんな!」と言い出て行った。ケサッチさんはやっぱ、まともじゃないわ~さんざん迷惑かけておきながら一言の謝りもせず、指令するなんぞ、正常であればできぬ事、そう感じた嫁みけっちでした。

 

第四話 ★~ やはり様子がおかしいが・・認知症と元来の性格もあるようで・・ ~★

迎えに行くとやすっち宅リビングで始終ヘラヘラ顔のケサッチさんがいた。そのヘラヘラが異常にさえ思えた。息子夫婦が自分を心配してきたということが嬉しいのか?照れくさいのか?

警察に保護されてからの様子をケサッチ実弟のケンケンから詳しく聞く。その間もやたらヘラヘラしているケサッチ。何か飲んでいるのでは?と思ったほどである。

山中を歩いていたのでおかしいと感じ交番に連れて行ってくれた人村民が誰かわかったのでそのお宅に挨拶に行った方がいいだろうということで、ケサッチの実弟ケンケンさんとケサッチの実姉の子(やすっちさん)の婿と連れ立ちケン丸夫婦は、車に乗りそのお宅にお礼の挨拶に行った。

ケサッチさんを連れ帰ってから後日改めて迷惑かけたやすっちさん宅と交番に連れて行ってくれたお宅にお礼を届けることにしてケン丸夫婦が遠方なので何度も来ることもないので取り急ぎお礼の挨拶にだけは一緒に行っておこうとケンケンさんと話し連れ立ち行ったことである。

ケサッチさんは普段、ニコニコ穏やかなお婆ちゃんではない。初対面の人には良い人と自分が思われたい意識が働くのか愛想良さそうに取り繕うところが以前からあった。付き合えば我儘で気性が激しいところがあるので、結局人が離れていき友人もいない。やすっちさん夫とケサッチさんは初対面であったので世話になったので始終ヘラヘラとそう振る舞っていたのか?(自己中心的で気にいらなければ喧嘩早く暴言も吐き気性が激しいので実兄弟達や実息子ケン丸からも触らぬ神状態で敬遠されている。)やすっちさんの母でありケサッチの実姉ナツッチさんとも二十年くらい前に絶交する出来事があり他の弟とも然り。7人兄弟であるのに自分の兄弟は自分を含め3人だとケサッチさんはケン丸夫婦にウソをついており、その三人のうちの一人の兄弟の葬儀の時、実際は7人兄弟でご存命の姉も弟もいると発覚したことであった。

親戚の訃報連絡の情報操作もし、ケサッチはその連絡を郷里から受けていても自分が行きたくないのでケン丸には知らせぬなどがあっていたと判明し、ケン丸は郷里従弟に「大事な連絡事はうちにも連絡してくれ、勝手にケサッチが自分の都合よく情報操作するので困っている。郷里のことが何もわからない。」ということを伝えていたことであった。

ケサッチさんが通らぬ我儘を言い喧嘩を売り一切の交流を絶っていた。ケサッチさんにとって実姉にあたる実姉ナツッチさんが二年前危篤、葬儀となったが一切シカトし、弟ケンケンが一生懸命説諭するが聞かずその連絡受けて居ながらもシカトしてきていたらしい。そんな経緯ありながら今回やすっちさんにお世話になったのである。

認知症でやたらヘラヘラしているのか?何か薬でも飲んでおかしくなっていてヘラヘラしているのか、本人が絶縁した姉の娘の嫁ぎ先に迷惑かけ体裁悪く作為的にヘラヘラしているのか?とにかく異常に始終ヘラヘラ顔であった