先月と今月と2ヶ月続けて父方の叔父二人が亡くなりました。
私の父はすでに29年前に亡くなっていますが、
その弟二人が相次いで亡くなったのです。
子供の頃、本当に良くしてもらった叔父さん達です。
淋しくなりました。
その叔父たちのお葬式に参列して初めて知ったことがあります。
それは名字の漢字。
葬儀の時の『〇〇家』
それが旧字体で書いてあったのです。
叔父のどちらの葬儀でも旧字体が使ってありました。
例えば、『沢』 だと、旧字体は 『澤』 とか
『斉』 が 『斎』 『齋』 『齊』
『栄』 が 『榮』 、『広』 が 『廣』 など
私が生まれてから結婚するまで使っていた名字の漢字は簡単な方の漢字だったのですが
戸籍上は難しい方の旧字体だったらしいのです。
でも子供の頃に親に教えてもらったのも、
私の卒業証書だって何から何まで簡単な方の漢字。
そもそも父のお墓だって簡単な方の漢字。。。。ですよ?
二人目の叔父の葬儀まで名字の漢字の違いに気づかなかった私。
兄に訊くと兄は知っていたようで、
「確かに戸籍は旧字体だけど、俺は死ぬまで簡単な方を使う!」
・・・・・だ、そうです。
まぁ、私は結婚して主人の姓になったので関係ないといえば関係ないし、
どちらを使っても生活に支障もない(現に今まで何も問題は起きなかったし)けれど、
旧字体を使っていた方がカッコよかったな・・・とちょっと思いました。