映画「君の名は。」、大人気ですね
この映画が公開になる前、息子は絶対に観に行くと言っていました。
私も映像の美しさで評判の新海監督の作品ですし、
前評判もいいし、観に行きたいなと思ったのですが、
「どうせすぐレンタルできるし、TVで放送するかもしれないし、他の映画も観たいのがたくさんあるし、そう思うと映画代もったいないから母さんは行かない。」と息子に言ったのです。
息子は公開日にすぐに「君の名は。」を観に行き、
またすぐに小説の文庫本を買い、
そして友人たちと再び観に行きました。
私はその後、世間の人気とその評判の良さに、
『やっぱり映画館で観たいな!』という思いが強くなり、
息子に「君の名は。をやっぱり観に行こうかな~。すごく評判がいいよね。TVでも何度も特集やってるから観たくなったよ。」って、言ったんですよ。
そしたら息子、
人をバカにしたような目つきで
「ふ~ん。行かないって言ってたのに、行くんだ。」
と言うのです。。。。。
まるで行ってはいけないような言い方をされたので、息子に、
「一度行かないって言ったら、行っちゃいけないの?」と訊いてみると、
「俺はね、行かないって言ったなら行かない。あんなにハッキリ行かないって言ったんだから。」と言うんです。
それを聞いて、なんだか腹が立ってしまいました。
もしこれが娘で、同じように「やっぱり観に行こうかな。」と言ったとしたら、
「そりゃ観に行った方がいいよ!だってすごく映画良かったよ!」って言うと思うんです。
でも息子はいつも少しズレた(ように私が感じる)返答をします。
なので、私はつい息子のことを
「この偏屈野郎 」と心の中で思ってしまいます。
息子に「行かないって言ったくせに行くんだ。」的に言われたので、
「もう絶対に観に行くもんか!!」と思ってしまう私。
これが同じように娘だったら、
「行かないって言ったけど、やっぱり面白そうだから行ってくるね。」って、
素直に息子に言うんだろうな・・・って思います。
ってことは、
偏屈なのは私も一緒・・・
やっぱ、親子ですね