いつも私は子供たちを守ってきました。


それは守りすぎと思うほど。



自分ですごく過保護だと思うんです。


これじゃ子供たちのためにならない。




それにもう十分に子供たちは成長したんです。



そこまで私が守らなくても、自分で自分を守ることができるはず。



いや、自分で自分を守ることができなきゃいけないんです。





あれこれ子供に手をかけている自分。


こんなことでは子供たちがダメになってしまう。



いい加減に子離れしなくちゃいけないと


最近は特に強く思っています。





守ることから見守ることへ。



自分でできることは自分で。





実は今朝もちょっと悩んだんですよ。




今朝は結構強く雨が降っていました。


娘は昨夜は11時近くに帰ってきました。

ずっと学校で課題をしていたのです。

それでも課題は終わらず、

家に帰って来てからも課題をし、

結局、完全徹夜でした。



やっとできた(といっても多分再提出になるだろう)課題を手に持ち、

その上、自分のパソコンを入れたリュックを背負い、

肩からは勉強用具の入った重いバッグを掛け、

もうひとつの手で傘を持って大学へ。



すごく重くて大量の荷物なんですよ。


全く寝てないんですよ。


大雨なんですよ。


で、駅から大学まで30分近く歩くんですよ。


その上、娘が、


「今日は昼ご飯も食べる時間が無いからお弁当はいらない。


今夜もほぼ徹夜かも・・・」って言うんです。





ちょっと悩みました。





娘を車で家から駅に送って行く途中、


このまま大学まで送ってあげようか・・・と。



多分、車で1時間ぐらいで大学まで行けます。


その間、娘を車の中で寝かせられる。


重くて大量の荷物を持って濡れることもない。


今日は私は何も予定がない。





でもやっぱりこれって、過保護なんですよね。




私が悩んでいると、


娘が、「いいよ。自分で行くから。」と言ったので


いつもの駅で娘を下ろしましたが、


なんだか、ヨレヨレでクタクタの娘がかわいそうで・・・。



娘と別れてからも、


『やっぱり大学まで送ってあげれば良かった』と思ったり、


『でも自分のことだからここで手を貸してはダメなんだ』と思ったり。





自分が子供に対して、もっと心に余裕を持って


おおらかに接することができたら・・・・。



そんなふうに思いました。




子供を見守り、必要ならば手助けし、


でも過保護にはならないこと。




それは、私にとってまだまだ大きな課題のようです。