ここで、公言したおかげで、素敵な本と出会えました。
「永遠のO」
あまりにも、感動して泣きすぎました。
その感動は一日たっても余韻があって、
思い出すと、また泣けてしまうほど。
戦争のことを書いた本を読んだのは、
情けないのですが、
この年になって、初めてです。
本当に読んで良かったと思いました。
そして、ぜひ、戦争を知らない子供たちにも読んでもらいたいと思いました。
我が家の仏壇には、戦争で亡くなった義父の兄がいます。
今まで、ただ戦争で亡くなったんだという事実しかなく、
特に気にも留めていませんでした。
義父の兄は戦艦大和に乗って亡くなりました。
その事実を今まで何とも思っていなかったんです。
本を読んで、すごく、ショックでした。
大和に乗りこんだとき、この人はどんな気持ちだったんだろう。
そして、この家に残された家族は、どんな気持ちだったんだろう。
そして、そして、
戦死の知らせを受けた時、どんな気持ちだったんだろう。
この家に住んでいながら、全く考えたことがなかった自分を情けなく思いました。
遺影の写真を見ると、本当にまだ若くて、
幼い感じも残っていて・・・。
これが自分の立場だったり、
自分の子供だったら、どう思ったんだろうって、
真剣に考えました。
本当に日本の戦争は、最悪です。
本を読んで、いろいろ考えることができました。
そして、本当に感動しました。
いい本に出会えて、良かった!の一言に尽きます。
今、この本を、もう一度、読み直しています。
2回目になると、また違った目線で読むことができて、
もっと深く読めるので。
・・・・・・もう泣きたくはないんですが・・・・ね^^;