御無沙汰しておりました~スミマセン・・・
前回10月に更新して以来です。
「濾胞性リンパ腫」に関しては特に変化なく経過観察中でした。
10月以来の経過は11月と2月に定期の血液内科の診察をしております。
8月・10月と血液検査のLD(乳酸脱水素酵素)の値がちょっと高かった件も
11月・2月ともに正常値に戻り
腫瘍マーカーの値も横ばいでお気楽に過ごしていたのですが・・・
別件で3月くらいから体調を崩しましてめまいや頭痛が続き
職場に相談して4月半ばからしばらく休職することになりました。
(うつ状態、と診断されました。この話はまた別にしますね)
休職も自分の想像より長い期間を医師に提案されて落ち込んだり
休むという事の罪悪感があったけど
いざ休んでみると楽しくって。
もうすっかり頭痛もめまいも治ったし、お医者様からのOKも出たので
職場と相談して復職する手続きをしている最中ですが
いや~、「人生の夏休み」が終わっちゃうかと思うとある意味さみしい気持ちです。
そんな休職中のワタクシ、5月の血液内科の定期の診察に行ってまいりました
1年前から左顎あたりに2センチほどのリンパ結節ができてたのも
かなり小さくなってほぼわからないくらいに。
こりゃもっと腫瘍マーカー減ってるかもよ~と意気揚々と行ってみたのですが
診察室に入ったとたんにセンセイが
「かなり上がってるけど」
ええええ!?と見てみると過去イチの数値をたたき出してる
(可溶性IL-2レセプター:1570U/ml→前回654)
それと前回までは下がってたLD(乳酸脱水素酵素)も基準値を超えています。
プラス、今までノーマークだった「β2マイクログロブリン」という検査値も基準値を超えてきました。
ショックですワタクシかなりのピンチです
検査項目の解説を書いておきます。
①可溶性インターロイキン2受容体(可溶性IL-2レセプター)
活性化したT細胞・B細胞などで産生され、細胞表面から遊離して血中に放出される。
非ホジキンリンパ腫・成人T細胞白血病などの悪性腫瘍の病態を反映すると考えられている。
※「活性化した」細胞とはガンの活動性が上がった状態、悪くなった状態を指すのかなと思います。
②β2ーマイクログロブリン(β2-MG)
リンパ球・単球などの細胞に多く存在する低分子量のタンパク質。
免疫応答に関わっている。
悪性リンパ腫の細胞が増加するとβ2-MGの生産量が増加し血液検査の値が高くなる。
③LD(乳酸脱水素酵素)=LDH
体内の細胞内の酵素の一種。特に肝臓・心臓・筋肉・赤血球などに多く含まれている。
これらの組織が損傷・破壊を受けると血液中に漏れ出し
血液検査の値が上昇する。
悪性リンパ腫ではリンパ腫の活動性の高さや腫瘍の広がりの指標となる。
※リンパ腫の「活動性」とは増殖スピードや悪性度を指すのかな、と思います。
素人のメモ書きなのでそんな感じ~くらいで薄目でご覧くださいませ。
LDに関してはワタクシ薬を飲んでるので
悪性リンパ腫ではなく肝臓が悪いという事もある?とちょっと思ってます。
(そうであってほしいという期待かもですが・・・)
という訳で、β2-MGもグラフに入れてみました。
一番上の折れ線がβ2-MGです。
可溶性IL-2レセプターと比較できるよう数値を1000倍にしてますので
折れ線上の数値は本当の数値と違っています。
こう見るとどうやら可溶性IL-2レセプターとβ2-MGは相関性があるっぽいですね。
似たような折れ線になってます。
すみません・・お話を診察に戻しますと
センセイは「CT検査してみる?」と提案してきました。
体の表面のリンパ結節の変化は無いので
腹腔内にある結節が大きくなってるか増えているか、かもねと。
けども
「前もこれくらいの数値になったことあったけど一回下がったんやなぁ」
センセイもそう言ってちょっと迷ってる風。
CTするのは簡単だけど・・・首やあごのリンパ腫はちっとも増えてなく
ワタシ自身も「悪くなってる!」という実感が薄いところではあるので
ちょっと決めにくいなーとゴニョゴニョ・・・・
で、結局
1か月後にもう一度血液検査してみて
それでも数値が悪かったらCT検査をしようか、という事になりました。
「それまででも何かおかしい事あったら来てくださいよ!」
と、センセイに念押しされつつ来月の予約を取りました。
何か・・治療する時が近づいてきたかもなぁと思うとズキッとしちゃうもんですね
いつかはくることだと分かってはいるんですけどもね
まあそれでも来月キセキを起こして経過観察を勝ち取りたい野望もあります。
それにしてもセンセイ1ヶ月待ってくれるなんて・・・
なんだかんだ言ってもセンセイも数値下がるのを期待してくれてるんやなぁと
うれしく思ったりもした5月の血液内科の診察でした