大阪府泉佐野市は23日、東京五輪の事前合宿のため同市に滞在中のウガンダ代表選手団8人のうち、1人が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性になったと発表しました。

成田空港検疫での陽性判明者に続き2人目です。

泉佐野保健所が指定する療養先に搬送されるそうです。

来日後の選手団と接触のあった市職員4人も、念のため自宅待機として、濃厚接触者に当たるかどうか、保健所が調査するようです。

本来、入国者に対する検疫で陽性となった場合は、感染者の入国を防ぐ意味から航空機の乗客、乗務員は、全員空港で一時待機となるのが正しい措置です。

ところが、今回のケースは、陽性が判明した一人を除いて他の乗客、乗務員は帰宅したとのことです。

しかも濃厚接触者の判断を誰がするのかも決まっていないというお粗末な次第で、野党ヒアリングで、内閣官房と厚生省の検疫が責任を押し付け合うというみっともない姿を国民の前にさらしましたね。

濃厚接触者の判断を自治体に丸投げしているのは呆れるばかりです。

検疫で陽性が判明した場合、自治体の保健所の職員が空港まで出向いて聞き取り調査をするのでしょうか。

組織委員会と政府は何をしているのか。

何が安全安心の大会か。

オリンピックは中止するしかない。




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