日本では、新型コロナウイルス対策に満足していない人が多い。

シンガポールの調査会社ブラックボックス・リサーチとフランスの調査会社トルーナが実施した国際調査で、こんな結果が出ました。

23の国と地域でコロナ対策への評価を聞いたところ、評価する人の割合で日本が最下位でした。

当然ですね。

政治指導者のコロナ対応を10点満点で聞いたところ、日本では8点以上をつけた人が回答者の5%という低さです。

タイ(22%)、韓国(21%)、フランス(14%)、香港(11%)などを下回り、調査対象の中で最少でした。

感染者数の多いイタリアは25%、米国は32%、高評価が多いのは中国(86%)、ベトナム(82%)、ニュージーランド(67%)で、全体では40%です。

日本の低さは際立っていますね。

「政治が問題の先頭に立ち、正しい戦略を打ち出していますか」との問いでは、日本では72%がそうは思わないと回答しています。

「政治指導者たちが危機をうまく乗り切ると思いますか」の問いでも70%がそうは思わないとし、いずれも最多でした。

メディアの対応を「責任ある対応」とした人は47%と、これも最少でした。

「自分の国の準備不足に驚いた」という人は78%おり、フランス(79%)に次いで多い。

私も同感ですね。

何も準備をしていなくて、あたふたしていたという感じでしたね。

全回答者にどの国がうまく危機を克服するかを聞いたところ、日本については43%がうまく抜け出すと回答しています。

米国(26%)、英国(27%)、ドイツ(36%)、シンガポール(42%)などを上回る評価を得ているのは、ひとえに国民の頑張りでしょう。

国内で同様の調査をすれば、大阪が一番で、神奈川が最下位でしょうね。

リーダーの出来不出来が明確に出ています。

コロナウイルスがリーダーの無能さを明らかにしたとも言えますね。



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