英国のEU離脱可否を問う国民投票の結果、僅かの差で離脱派が勝利を収めたのですが、この国民投票が英国国民の分断を招きました。

英国国民が一致団結することは難しくなりましたね。

今回の英国の国民投票で、国民投票の在り方が問われています。

民主主義は、議論を行い、最後は多数決に従うのが原則ですが、この前提として、議論が熟するまで議論を行う、所謂熟議が求められています。

しかし、英国の国民投票では、離脱派のリーダーが嘘といわれても仕方がない演説をして国民を扇動したことが問題となり、二人の大物が表舞台から去りました。

つまり、国民投票の前提である、正しい情報の提供による十分な議論が行われていません。

熟議の特徴は、大胆な妥協、第三の解決法の提案にあることですが、この熟議の特徴が活かされていません。

熟議を行わずに数の力で政策を決定することは、国民の分断と政治不信を招きます。

数の力で押し通すことは、国民の分断を招き、社会が不安定になります。

これを防ぐのは二つの方法があります。

一つは、真の熟議を行うこと、もう一つは、独裁政治です。

数の力と強権政治、恐怖政治で、反対勢力を抑え込むことです。

ロシアのプーチン大統領、中国の習近平主席が、この代表でしょうか。

我が国の安倍首相は、どうなのか。

私には、独裁政治の道を突き進んでいるようにしか思えません。

今回の参議院選挙の結果で、独裁政治の道を進むのか、それとも民主主義の王道に戻るのかがハッキリしますね。

結果が楽しみです。








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