残業代ゼロ法案の審議が始まりそうですが、その法案の趣旨が成果主義の導入です。
この成果主義が曲者で、私が勤務していた企業でも10年近く前に成果主義を導入する人事効果の改善と称する説明会がありました。
その説明会で多くの参加者からの質問は、「成果主義の導入目的は人件費の削減ではないのか」「成果の評価は客観的にできるのか」に集中していましたが、人事部の担当者は明確に答えることができませんでしたね。
それからしばらくして成果主義が導入されましたが、多くの人が懸念していたように、人件費の削減と成果の評価方法の曖昧さと恣意的運用に不信感が増大しました。
結局、成果主義といっても真の目的は人件費の削減(残業代を支払わない、人件費の総枠を削減する)ですね。
当時の説明会でも反対しない人もかなりの数いたように記憶していますが、これらの人に話を聞くと、「反対すると自分の能力が低いと思われる」「自分は能力が高いので成果主義はプラスになる」というものでした。
しかし、導入後の結果は惨憺たるもので、成果主義に賛成していた人達は「裏切られた」「こんないい加減な評価方法だとは思っていなかった」と憤慨していましたが、後の祭りですね。
表向きの説明と裏事情はことなり、裏事情が真の目的であることが多い。
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当時の説明会でも反対しない人もかなりの数いたように記憶していますが、これらの人に話を聞くと、「反対すると自分の能力が低いと思われる」「自分は能力が高いので成果主義はプラスになる」というものでした。
しかし、導入後の結果は惨憺たるもので、成果主義に賛成していた人達は「裏切られた」「こんないい加減な評価方法だとは思っていなかった」と憤慨していましたが、後の祭りですね。
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