論文のテーマを探す方法は、人により異なるでしょうが、私の方法は、他の人が書いた論文を読み込むというオーソドックスなものです。

読み込む論文は、知財管理、パテント、大学の紀要、各種の論文集等ですね。

それらの論文からヒントを得た未解決の論点に関係する裁判例を調査して、論文の骨子を組み立てていきます。

この作業が一番楽しいですね。

ここまでの作業により得られた結果は、所謂論文の種というところでしょうか。

これらの論文の種を幾つか(私の場合は2〜3件)温めておいて、従来の裁判例と異なる判決が出された時点で論文を書き始めます。

皆さんが注目する判決の場合、論文にまとめる研究者も多いので、ほとんど同時に論文投稿となり、同じような論文が同時掲載されることになります。

どの論文が優れているのかが一目でわかるので、気が抜けませんが、それも刺激になっていいですね。







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