ドキュメンタリー番組・情熱大陸でジャーナリストの石丸次郎さんの活動を取り上げていました。

ナンバー2で、金正恩の後見人と言われていた張成沢が処刑され、激震が走りました。

その北朝鮮を独自の方法と視点で迫る番組です。

石丸さんは、北朝鮮に3回、中朝国境に89回足を運び、800人を越える脱北者を取材してきました。

直に北朝鮮の人々と接触する地道な取材を20年も続けてきたというから驚きですね。

石丸さんの強みは、中朝国境へ何度も足を運び作り上げた北朝鮮国内の協力者(パートナー)のネットワークを構築していることです。

厳しい統制の下、命懸けで取材をする10人のジャーナリスト集団で、彼らとの接触は中朝国境で行っているそうです。

石丸さんは危険をおかして中国側に出てきた彼らから撮影テープなどを受け取り、状況を聞き取っています。

石丸さんの情報が他の人の北朝鮮情報とレベルが違う理由が分かりましたね。

番組では、北朝鮮の人々の暮らし、金正恩体制への評価から、ジャーナリズム論にまで及び、熱く語り合っています。

石丸さんの考えでは、ジャーナリズムは常に冷静な報道をしなければいけないそうです。

国民のナショナリズムを煽るような報道は厳に慎まなければいけないと力説していました。

その通りですね。

中国の報道がナショナリズムを煽る報道が多いのは、共産党の管理下にあるので仕方ないのですが、韓国の報道も最近はナショナリズムを煽るような報道が多いのは危険な兆候ですね。

日本でも一部のメディアは、ナショナリズムを煽るような報道(愛国心を強調する、中国・北朝鮮の驚異を煽る)が多いのも気になりますね。

ジャーナリズムは冷静で正確な報道をして欲しいですね。









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