市職員らによる生活保護費不正受給事件を受けて自主解散した福岡県中間市議会の出直し市議選(定数19)は14日投開票され、前職17人と新人2人が当選しました。

インターネットを使った選挙運動の解禁後、全国初の投開票となったことで注目されましたが、投票率は過去最低の48・64%だそうです。

最初の地方選挙ということを割り引いても、期待外れですね。

ネット選挙に取り組んだのは候補者21人中4人と共産党会派で、全員当選したそうです。

新人で知名度が低い若い候補者が半年余りの準備で当選した背景にはネット活用の効果があったようです。

この新人候補者は、若い世代に支持を広げようと、ブログに街頭演説の予定や感想を書き込んだ。「ネット選挙の効果は分からないが、やって良かった。早速、当選の報告を書き込みました」と笑顔を見せていました。

一方、高齢化率が高いことを理由にネットを活用せずに、従来通りの選挙運動で当選した熟年の新人候補もいました。

この結果からは、ネット選挙が有利か否かは分かりませんね。

ただ、NHKの出口調査で、ネット情報を参考にしたと答えたのは、全体で7%程度でしたが、20代では30%以上になるという世代間の差が顕著に出ていました。

ネット選挙解禁で、若い人の投票率が上がると、若い候補者が多く当選することも可能になるでしょうし、若い人向けの政策も多くなるでしょうね。

参議院選挙の投票率に注目しましょう。








ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。

特許・知的財産 ブログランキングへ