朝日新聞のニュースによると、苦情や要望のたらい回しを防ぐシステムを開発したそうです。

その記事は、「苦情や要望をたらい回しにしません――。役所への市民の声を埋もれさせないシステムを東京都調布市と市内の電気通信大の技術移転機関「キャンパスクリエイト」、ソフト開発会社「サニコン」の3者が協力し開発した。長い間放置された案件は、役所のパソコン画面で色が赤く変わって警告する。
 同市はこれまで、市民からの電話での要望や苦情は、担当者が不在の場合、受け付けた職員がメモに書きとめ伝えていたが、メモを紛失するなどして、うまく引き継がれないこともあったという。」というものです。

これはこれで結構なことですが、私が驚いたのは、今まで実施していなかったのか、と言うことです。

民間企業では、15年以上前に導入されているシステムで、私が企業に勤務していた時にも自分のPCで簡単に設定できるソフトを利用していました。

官公庁は民間に比べて遅れていると思っていましたが、ここまでひどかったとは。

唖然としています。

それでも、システム導入に取り組んだ調布市の意気込みには敬意を表します。

他の自治体も見習って欲しいですね。







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