米パソコン大手デルが株式の非公開化に向け、投資会社と協議していることが明らかになりました。

デルは1984年に創業して、パソコンを消費者に直接販売する事業モデルで成長しました。

デルは、数年前までパソコンビジネスの成功企業として持て囃されていましたね。
私のノートPCもデルです。

そのデルがこんなことになるとは。

パソコン市場はタブレット型端末との競争激化で環境が悪化し、米調査会社によると、世界シェア3位のデルの2012年パソコン出荷台数は前年から1割強減ったそうです。

長期的な視点で、不振のパソコン事業から企業向け事業への構造転換を目指すのが狙いとみられます。
 
本業のPCビジネスが不振では株式の非公開化もやむを得ないでしょうね。

それにしてもIT産業の変化は恐ろしい。

PCがタブレット端末に首位の座を明け渡し、次に携帯電話が控えています。

企業の技術開発や投資は「選択と集中」と言われていますが、何が起こるか予測困難な現代ビジネス、「選択と集中」よりも「リスク分散」の方が良いのかもしれません。






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