この未曽有の不況下で、リサイクルビジネスが脚光を浴びているそうです。

先日、テレビ番組で、各種リサイクルビジネスの特集を放送していました。
その中の一つに、忘れ物をリサイクルして販売するビジネスがあります。
JRでの忘れ物の種類と数は信じられないくらい多いのですが、これらの忘れ物を低価格(ほとんど無料)で引き取り、新品同様までリサイクルして低価格で販売するビジネスです。

例えば、忘れ物の中で最も多い傘は、骨だけ残して新しい生地に張り替えて1本100円程度で販売します。

この番組で気になったのは、ブランド品のリサイクルです。
ブランド品の眼鏡のレンズを取り外して、新たな色つきレンズを嵌め込み、ブランド品のサングラスとして販売する(ブランド品の傘も同様です)。

これって、商標権侵害になるのではないでしょうか。

商標権者の意図した状態で転々流通しているのではなく、商標権者が製造したブランド品の品質・機能と異なったリサイクル品を販売していることになりますからね。

リサイクル・リユースビジネスは、いろいろな法的問題点を内在しているようです。




ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking